細部のディテールにまでこだわった1台
ラジコンからミニカーまで手がけている模型メーカーの京商。同社のオリジナルダイキャストモデルから1/18スケール「トヨタ ランドクルーザー 40」が7月31日に発売された。早速紹介をしていこう。
まもなく300系が登場するランドクルーザー。歴代モデルの中でも人気なのが1960年8月にデビューした3代目の通称40系(ヨンマル)だ。24年にも渡り発売されていたロングセラーモデルで、初代や2代目の面影を残しつつ、信頼性の高いクロカンヨンク(クロスカントリー4WD)として海外からも高い評価を得ている。 京商では1982年式のHJ47を1/18スケールで再現している。ボディカラーはルーフのみホワイトを採用したツートンを採用。フロントグリルやサイドのエンブレムはもちろんのこと、給油口に“軽油”のステッカーもさりげなく配置されている。 またボンネット、左右のドアは開閉機構を持ち合わせている。とくにエンジンルームには細部まで拘りが感じられる。例えば細かいところでいうと、バッテリーのターミナルやボンネットステーをメッキで表現しているのだ。 インパネを覗き込むと、助手席のグローブボックスのメクラ板にはトランスファーの使い方ステッカーまで再現している。通常、黒一色で塗りつぶされるところだが、きちんと再現しているのはさすがの京商といえる。
リヤに目を移すと、あおり部分にあるTOYOTAのロゴも去ることながらディーゼルや4×4ステッカーなど実車をしっかりトレース。ナンバープレートの位置やスペアタイヤがチラリと見えるのもニクい。
なお、荷台のあおり部分も開閉機構付きとなっている。「実車は当時、荷台に何を積んで出かけていたのかな」と空想を膨らませるのも楽しいのではないだろうか。
注目すべき点は表向きのディテールだけではない。ボディを傾けると、ラダーフレームの形状やリーフ式サスペンション、デフ、ドライブシャフトといった駆動系パーツの再現度も高い。
ボディカラーはベージュとレッドの2種類がラインアップされる。価格は2万5300円(税込)。全国の模型店およびインターネットで購入することが可能だ。
【詳しくはこちら】
◆ベージュ
https://dc.kyosho.com/ja/ks08958be.html
◆レッド
https://dc.kyosho.com/ja/ks08958r.html
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