ヨーロッパSPといえばのスタビライザーも再現
もちろん、ロータス・ヨーロッパといえばスタビライザー。第1巻の単行本P68の名言「フロント・スタビライザーをうったか」という風吹裕矢のコメントは、当時の小学生のなかでも話題になった。京商ではボディ下面にさりげなく再現しているにもニクいポイントだ。
リヤに目を移すと、特徴的なリヤウイングに中央のエンブレム。ナンバープレートの練馬56 そ・740は、実際に池沢早人師さんが所有していたヨーロッパSPと同じだというのはあまりにも有名な話だ。また、その下にあるシルバーに塗られたところはマフラーの出口とタイコだ。
小冊子には池沢早人師さんも登場
小冊子にはサーキットの狼をあらためて振り返った内容や、茨城県神栖市にあるサーキット狼ミュージアムに展示されている車両の紹介。さらには他誌には掲載されていない、池沢早人師さんと京商のダイキャストマネージャーの斉藤雅典さんとのインタビュー裏話など、当時を知る世代には懐かしく、ブームを知らない世代には驚きの内容が16ページにわたり解説されている。
気になる価格は2750円(税込)。全国のKYOSHO MINI CAR & BOOKを取り扱うファミリーマートで発売される。なお、せっかく買いに行ったのに扱っていなかったとならないよう、京商ではWEBページにて取り扱い店舗を公開中とのこと。気になる方はアクセスをしてほしい。
【1/64スケール ダイキャスト製ミニカー】
●ミニカーサイズ:本体全長7.1cm
●ミニカー素材:亜鉛合金、ABS樹脂、PVC(非フタル酸系)、ポリスチレン
●ギミック:開閉機構なし
●その他:ディスプレイ台座が付属
【詳しくはこちら】
◆KYOSHO MINI CAR & BOOK No.06
https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-minicar-book06/