風吹裕矢仕様のロータス・ヨーロッパが1/64スケールで登場
ラジコンからミニカーまで手がけるホビーメーカーの京商。同社のコンビニで購入することができるシリーズ「KYOSHO MINI CAR & BOOK No.06」が8月5日(木)よりファミリーマートで発売される。今回はサーキットの狼世代にはタマラナイ、風吹裕矢仕様の「ロータス・ヨーロッパSP」が登場だ。
京商のコンビニミニカーシリーズといえば、かつてサークルKサンクスで販売をしていた1/64スケールを思い出す方も多いかもしれない。そこでは2004年11月の「フェラーリミニカーコレクションVol.1」を皮切りに、ランボルギーニ、トヨタのスポーツカー、ポルシェなどさまざまな車種をリリースしてきた。
2020年1月から新シリーズとして「KYOSHO MINI CAR & BOOK」が復活
2016年12月に発売した「第83弾 フェラーリミニカーコレクション Vol.12」を最後に、しばらくシリーズ化されなかったこのコンビニシリーズ。2020年1月から新シリーズ「KYOSHO MINI CAR & BOOK」として復活し、ミニカー+小冊子で実車の理解を深められる商品となっている。
さて、今回発売されるのは1975年から週刊少年ジャンプで連載された「サーキットの狼」に登場する、主人公が操るロータス・ヨーロッパSP。白いボディにサイドシルはシルバー、ボンネットからリヤにかけて走る赤いストライプ。そして、公道レースで勝利をした証として作中に描かれていた、ボンネットにある29個の撃墜マーク(星)が見える。
そのほかにもタルボットミラーやケントアロイホイールはスポークの塗り分けだけではなく、放熱用の穴まで再現。ボディサイドのディテールはドアノブ、鍵穴、サイドエンブレムなど小さいながらも細部にまで拘りを感じる。
ヨーロッパSPといえばのスタビライザーも再現
もちろん、ロータス・ヨーロッパといえばスタビライザー。第1巻の単行本P68の名言「フロント・スタビライザーをうったか」という風吹裕矢のコメントは、当時の小学生のなかでも話題になった。京商ではボディ下面にさりげなく再現しているにもニクいポイントだ。
リヤに目を移すと、特徴的なリヤウイングに中央のエンブレム。ナンバープレートの練馬56 そ・740は、実際に池沢早人師さんが所有していたヨーロッパSPと同じだというのはあまりにも有名な話だ。また、その下にあるシルバーに塗られたところはマフラーの出口とタイコだ。
小冊子には池沢早人師さんも登場
小冊子にはサーキットの狼をあらためて振り返った内容や、茨城県神栖市にあるサーキット狼ミュージアムに展示されている車両の紹介。さらには他誌には掲載されていない、池沢早人師さんと京商のダイキャストマネージャーの斉藤雅典さんとのインタビュー裏話など、当時を知る世代には懐かしく、ブームを知らない世代には驚きの内容が16ページにわたり解説されている。
気になる価格は2750円(税込)。全国のKYOSHO MINI CAR & BOOKを取り扱うファミリーマートで発売される。なお、せっかく買いに行ったのに扱っていなかったとならないよう、京商ではWEBページにて取り扱い店舗を公開中とのこと。気になる方はアクセスをしてほしい。
【1/64スケール ダイキャスト製ミニカー】
●ミニカーサイズ:本体全長7.1cm
●ミニカー素材:亜鉛合金、ABS樹脂、PVC(非フタル酸系)、ポリスチレン
●ギミック:開閉機構なし
●その他:ディスプレイ台座が付属
【詳しくはこちら】
◆KYOSHO MINI CAR & BOOK No.06
https://dc.kyosho.com/ja/kyosho-minicar-book06/