マクラーレンF1
1991年に登場した、F1にも参戦するマクラーレンの市販車部門となるマクラーレンカーズが開発したスーパーカー。レーシングカーでいうデザイナーはF1のブラバムやマクラーレンで数々のチャンピオンカーを設計したゴードン・マーレー氏である。
マクレーレンF1は絶対的な性能に加え、運転席が中央にある3人乗りとなる点など、ユニークな点も多数あるスーパーカーだった。エンジンは当初マクラーレンとのタッグでF1黄金期にあったホンダからの供給を望んでいたと言われているが、ホンダからの供給は合意に至らず、BMW製となるNAで600psオーバーの6.1L V12を搭載していた。
また、マクラーレンF1は95年のル・マン24時間レース総合優勝(ドライバーのひとりは、このときが日本人ではル・マン初優勝となった関谷正徳氏)など、GTカテゴリーのモータースポーツでも大活躍した。
メルセデス・ベンツAMG63系
現在もメルセデス・ベンツAMG系のモデルおいてフラッグシップになることも多い63系は設定されているが、最近は4L代にダウンサイジングされたターボエンジンを搭載することが多い。
しかし、しばらく前のAMG63系は6.2LのV8NAを搭載し、とくに先代のSL63 AMGは速さはもちろん、クルマ好きのゴールにも相応しい優雅さも備えていた。
ブガッティ・ヴェイロン
ヴェイロンは現在VWグループ傘下となっている、フランスのハイパーカーメーカーであるブガッティが2005年にリリースしたモデルだ。
ヴェイロンは1000psオーバーのクワッド(4つ)ターボ8L W16を搭載し、0-100km/h加速2.5秒、最高速は400km/h以上というこの世のものとは思えない性能を持つ。