現行型の人気コンパクトミニバンでも100万円以下で狙える
【トヨタ・シエンタ ハイブリッド/2015年〜生産】
最多人数乗車に対応するコンパクトミニバンが希望という人に超お薦めなのが、2015年に登場した2代目モデルで、現行型の2017年式前後が狙えるトヨタ・シエンタ ハイブリッドである。これなら古臭さ、中古車らしさが皆無で乗ることができる。 中古車の流通量が多く、5ナンバーサイズで扱いやすい上に、3列目席もしっかり座れるパッケージングの素晴らしさも魅力。 燃費性能も優れており、2015年時点ではミニバントップのJC08モード27.2km/Lを誇っていた。
HVのタマ数の少なさが難点だが後期型でも予算100万円で収まる
【ホンダ初代フリード/2008〜2016年生産】
もう1台の3列シートを持つコンパクトミニバンが、ホンダ・フリード。こちらは2008年デビューの初代モデルの後期型となる、2012~2014年式が100万円の予算内に収まる。 走りと乗り心地の良さ、モダンな内外装デザイン、シートアレンジ性にホンダらしさが光り、初代モデルながら今でも古臭さを感じさせないところもポイントだ。ただし、ガソリン車のタマ数は豊富ながら、HVは流通量が少なく、また同種のシエンタより年式的に古くなってしまうのが難点と言えば難点だが……。
燃費性能は若干難あり! AWDの走破性は本格派SUVに匹敵
【スバル2代目XVハイブリッド/2012〜2017年生産】
最後に紹介するのは、悪路や雪道にも強いHVモデルのスバルXVだ。100万円の予算だと、2012年デビューの2代目に、翌年6月に加わったHVモデルの2013~2014年モデルとなる。インプレッサベースのクロスオーバーモデルであり、低全高で立体駐車場への入庫も容易ながら、スバル自慢のAWDと最低地上高の余裕から、本格SUV並みの走破性を発揮してくれる希少な1台。 HVと言ってもプリウスやアクアのように燃費がズバ抜けて優れている訳ではないのだが、オールラウンダーとしての魅力は計り知れないものがある。もちろんアイサイト搭載車もあるから安心である。悪路に強いモデルだけに、下まわりのチェックは慎重に行いたい。