まずはキャンプ場選びで一番大切なことを決める
家族や仲間とのキャンプ場選びで“ひと悶着”が起きるのが「山派」と「川派」の派閥争い。深い緑に囲まれた「山」と、清流の流れに心を癒す「川」のどちらを選ぶのかが大きな問題となり、キャンプ場が決まらない……なんてことも多いようです。ここでは「山」or「川」を題材に、それぞれのメリットとデメリットに注目したいと思います。
キャンプ場選びでもっとも重要なことは、参加するメンバーの年齢や性別、趣味、季節によって選ぶべきキャンプ場が大きく変わるということです。また、キャンプ場で何をするのかを具体的に考え、その目的に合った場所を選ぶことで、キャンプの楽しさは大きく変わってしまいます。キャンプ場選びは自分だけでなく参加するメンバーを考えてチョイスしてください。
山のキャンプ場で大冒険を楽しむ!
キャンプ場選びで人気の高い「山」ですが、木々に覆われているということは「虫」が多いということでもあり、虫が苦手な女性や幼い子どもにとって“防虫対策”も大きな課題になるのです。
山のキャンプ場では場所選びが重要になります。木陰を選ぶことはもちろんですが、地面に落ち葉が溜まり、水分を吸っているような場所は避けましょう。また、倒木や枯れ枝の多い場所は、近くの木が腐っている証拠。キャンプ中に木が倒れて来る恐れもあります。テントを張る前には必ず周囲をチェックし、腐っている木や、傷が付いている木がある場所は避けましょう。
渓流のキャンプ場はマイナスイオンの宝庫
川派のキャンパーが求める“瀬流のせせらぎ”には、都会の喧騒で疲れた心を癒してくれる効果があり、滝や瀬にはマイナスイオンがたっぷり。清らかな渓流の眺めは爽快で、時間が経つのを忘れてしまいます。
河原でキャンプを楽しむ場合、渓流は石が多いこともありベース作りが重要になります。テントを張る場合には石を取り除くのはもちろんですが、厚めのマットまたはコットを使うことをおすすめします。背中に石が当たって寝づらい……というのが川キャンプのあるあるなのです。
まとめ:参加するメンバーがいかに楽しめるかが大事
山派、川派に分かれるキャンプ場選びですが、参加するメンバーがどれだけ楽しめるのかを考慮して選ぶべきかがおわかり頂けたと思います。非日常を楽しむキャンプだからこそ“思い出”として記憶に残る最適な場所を選んで下さい。