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はじめての「バイクでツーリングキャンプ」!「おひとりさま」でも失敗しない「4つのポイント」とは

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TEXT: 大森弘恵  PHOTO: 大森弘恵/Auto Messe Web編集部/photoAC

バイクでのツーリングキャンプで気をつけることとは?

 バイクにキャンプ道具を積んで、好きな場所を巡り、気に入ったキャンプ場で泊まるツーリングキャンプ。クルマでのキャンプに比べて積載できるものは限定され、少しの風や雨でも走行時の危険度が増すし気分も滅入る しかし、給油する頻度は高く、それが面倒ではあるがローカルならではの名物商店を発見するチャンスはクルマよりも多い。それに近年のキャンプブームで厳しくはなっているもののクルマではアプローチしづらい小さな野営場でひっそりキャンプができるのはツーリングキャンプの醍醐味だ。 

持参する道具は「必要最低限」に抑える

 積載量が限られるバイクだから、「もしかしたら使うかも」とあやふやに思う道具ではなく、「これがないと困る」ものを厳選することになる。 

 クルマでのキャンプはラゲッジいっぱいに詰め込んでいるが、バイクではリヤキャリアだけなら容量40〜60L、サイドバッグも使ってプラス10〜40Lで、大型ダッフルバッグ1個分しか詰めないしかも、車体から大きくはみ出すと危険なので収納時の長さは50cm程度までのものを選ぶ必要があるだろう。 ソロキャンプのひとつバイクツーリング テントや寝袋、マット、ストーブ&クッカーなどの基本装備を登山用の軽量ギアを選べば50L程度のバックパックひとつに収まる。当然ながらバイクのおかげで登山や徒歩キャンプより持ち運んでいくグッズ類の重量はシビアではないし、ぶらぶらさせなければパックの外にコードで押さえるように装着してもいい。バイクでのキャンプとはいえ、大型のオイルランタンやチェア&テーブル、そしてコットを持っていく人は珍しくない。この+αがその人らしさの見せどころ、でもある。 

バイク専用のシートバック&サイドバックを有効活用せよ

 筆者もまた、50Lのバックパックと20Lのジェリ缶を載せて、半年だけのキャンプ旅を楽しんだことがある雨をしのいで簡単な食事ができればいいので、椅子もテーブルもタープもなし。 

 ストレッチコードをバッテンにかけて荷をくくるだけだが、しっかりテンションをかけておけばダートを走っても転んでも荷物が散らばることはない。 バイクツーリングはソロキャンプが楽しめたり ただし、バックパックのチェストストラップやウエストベルトに付いているウェビング(括り付けのベルト)は長く、端が折り返して縫ってあるので、それがキャリアの微妙なすき間に挟まっておろしにくくなることがある。ご注意を。 

 また、バイク専用のシートバッグが使えれば安全に素早く積載できる。40Lのシートバッグは小さく感じるが、デイパックと組み合わせればうまくキャンプ道具が収まる。 シートバックを利用して荷物を運ぶメリット 私の場合も、転倒したときに重い道具を載せたまま起こすのは大変なので、デイパックと組み合わせている。これに加えてさらにサイドバッグを使うと走行時が軽快になる。 

   キャンプツーリングでも、サポートカーが同行するツアーがある。これなら身軽にバイクでのキャンプツーリングが楽しめる。純粋なソロキャンプツーリングではないが、初めてのソロキャンプ、初めてのツーリングキャンプ、初めてのオフロードが不安であれば、こうしたサービスを利用すると安心だ バイクツーリングにサポートカーが付くツアーもある 写真は過去の海外ツアーのもの国内でもいくつか催行していて、サポートカーがないツアーもあるこの場合は自分で装備を工夫して積載する必要があるが、ビギナーにとっては現地でガイドの道具やパッキングを確認し、今後の参考にできたりと、いいことも多々あるだろう。 

 単独でのキャンプ場選びは利用者の「雰囲気」を考慮すべし

 ファミリーキャンプ、グループキャンプ、ソロキャンプ、ソロ仲間とのキャンプでは、同じキャンプであっても活動時間帯が異なる。 

 ファミリーは早寝早起きだし、ソロだと静かにすごしていても夜ふかししがち。グループキャンプでは当人たちは気をつけていても話し声が絶えず聞こえるものだ。また、景色のいいキャンプ場ではファミリーやグループとの関係はなく、朝焼けや星空の撮影をしようとする人などで早朝や真夜中に足音が響くこともある。 キャンプ場にはファミリーからソロからたくさんいる クルマは昼夜を問わずドアを開閉する音と電子音が響くし、バイクは入退場がうるさくて朝のアイドリングはなおさら気になる 

 結局のところ、似たキャンパーが集まるところのほうがストレスなくすごせるのだろう ただし、個人的には運良く嫌な目にあったことはないが、女性のソロだと“教えてあげる”とつきまとわれる・のぞき見されるなどの経験を持つ人がチラホラいるのも事実だ 

 ソロなら友だちと都合を合わせる必要はないので、嫌だと思ったら我慢せず撤収するのも手だし、ファミリーが多いキャンプ場や管理人が常駐している施設のほうが安心だということも覚えておきたい。 

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