夏向ハチロクの進化を3台のレプリカマシンで見る!
【小田原パイクスピーク仕様/オーナー:兔紀サン】
女性オーナーの兔紀(とき)さんと、あーにゃさん(左)が乗るのは、第1戦「小田原パイクスピーク」をオマージュした仕様。レッドの縁取りが目立つホイールは、レアマイスターのヴァッサーノというモデルです。コスプレイヤーでもある兔紀さんは、作品に敬意を表しながら髪型などを寄せることもあるそう。車内には新旧ハチロクのミニカーがディスプレイされ、作品愛にあふれていました。
【芦ノ湖GTオマージュ仕様/オーナー:鈴木康鷹サン】
第1戦を9位入賞し、賞金800万円をゲットした夏向は、それをマシンのアップデートに注ぎ込みます。そこで完成したのが吸排気とブレーキを強化した「第2戦・芦ノ湖GT仕様」です。 オーナー鈴木康鷹さんの夏向号は、劇中の「オートショップ・スパイラルゼロ」のように、岐阜にあるプロショップ「スリーピース」でしっかりと仕上げてもらいました。タイヤ&ホイールのツラ具合や車高のバランスはさすがは匠のワザです。ちなみに鈴木さんの誕生日は8月6日。これも何かの運命ですね。
【ペニンシュラ真鶴仕様/オーナー:片桐御影サン】
第2戦で5位入賞したことで2500万円もの賞金を獲得した夏向は、第3戦のペニンシュラ真鶴へ向けボルトオンターボ化に着手します。その結果、なんと2位完走で賞金5000万円を手にすることができました。そして備えるのが第4戦・シーサイドダブルレーン。まだ見ぬその戦いをイメージして作られたのが、オーナー片桐御影さんのこのマシンです。
劇中では空力に手をつけることが明言されているので、フロントバンパーをブリッツのエアロスピードRコンセプトに換装しています。しかも何と自家塗装です。もし夏向がこのままの姿になったとしたらファン冥利に尽きますね。
作品を忠実に再現したこだわりのレプリカ登場に今後の動向にも期待!
イベントではこれら夏向仕様の86のほか、FK8シビック・タイプR(前園和宏号)やアルファロメオ4C(北原 望号)など、対戦相手の車両も参加し盛り上がっていました。
劇中ではフェラーリ488GTB、ランボルギーニ・ウラカンLP610など錚々たるスーパーカーも登場します。車重に応じてタイヤのトレッド幅が厳密に規定されるのが「MFG」です。ゆえにタイヤ性能に頼った戦い方が思うようにできないレギュレーションにもかかわらず、パワーで劣る夏向の86が拓海ゆずりのドラテクで善戦しています。 次戦「第4戦・シーサイドダブルレーン」では夏向の86もかなり進化するでしょうから、それにあわせてオーナーのアップデートも進化するはずです。本編とともにMFゴーストレプリカ界の動向にも目が離せません。