テールに「3.0GT」バッヂが燦然と輝く
デジタルメーターなど先進技術がふんだんに織り込まれたソアラ。5M-GTUから6M-GTUに変更されたユニットは175psから190psにパワーアップ。その走りはトルクフルで現代でも十分通用する。このrenoma仕様も高級車の代名詞。ソアラ全盛期、センスあるオーナーたちがこぞってこの仕様に仕上げていった。
この3.0GTのエンブレムが装着されているMZ12型ソアラはとても希少。マイコン自動制御のTEMSが装備され、そのシステムは現在も快適。
フロント&リヤバンパーは経年変化により微妙にずれが生じていたため、モールの塗装をすると同時にフィッティングの調整が行われている。
加藤氏曰く「3Lユニットは今でも十分通用するのでドライビングはとっても楽で楽しい」そうだ。SPECIFICATION
●車名:ソアラ3000GT
●年式:1985年
●購入年:2017年
●エクステリア:純正フロント&リヤスポイラー/サンルーフ/AW11用ウインカー/クリアレンズ/ボンネットダンパー交換
●インテリア:レノマ・フロントシート2脚/リヤシートレノマ張替/レノマ・ステアリング/レノマ・ルームミラー/レノマ・フロアマット/レノマ・メタルプレート/カロッツェリア・ナビ/BOSE・スピーカー
●機能パーツ:ローダウンサスペンション/コールドスタートインジェクター交換/ベルト交換
●タイヤ&ホイール:ボルクレーシングTE37V(F16×8.0インセット0、R16×9.0インセット0/Fコンチネンタル(185/50)、Rトーヨー(185/55)
加藤氏が愛するもう一台の旧車「スバルR2」
加藤氏が持つもう1台の旧車がこのスバルR2。このとってもチャーミングなシルエットは、愛おしささえも感じてしまう、「これは老後の楽しみで買いました」と加藤氏。コツコツ仕上げていくそうだ。なんと、これはさらに希少な純正左ハンドル。返還前の沖縄で走っていたクルマだということだ。これはすごい!