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【ル・マン24時間耐久レース2021】テストデーで参戦全62台が走行!「トヨタ4連覇」に期待が集まる

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

トヨタGR010 HYBRIDはトップタイムにわずかに及ばず

 今回89回目を数えるル・マン24時間耐久レースには、ハイパーカー5台、LMP2クラスに25台、LM GTE Pro 8台、GTE Amに23台、イノベーティブカー1台の合計62台が参戦する。

ユノ・ディエールを走る青木琢磨のオレカ07・ギブソン その舞台となるのはサルテ・サーキット。ル・マンにあるブガッティ・サーキットの4コーナーからテルト・ルージュへの接続路を使用し市街地へ出て、ふたつのシケインを持つ直線ユノ・ディエール、そしてインディアナポルシェ、ポルシェ、コルベットと名付けられたコーナーを抜け、フォードシケインから再びブガッティ・サーキットに戻るというレイアウトで、1周13.626kmとなる。

 8月15日(日)、レースウィークを前にテストデーが用意され、このサルテ・サーキットに挑戦する62台が走行を重ねた。グリッケンハウス・レーシング708号車 この公式テストは、午前中4時間(9時から13時)、午後5時間(14時から19時)のふたつのセッションが用意されており、この日トップタイムは、ハイパーカーのグリッケンハウス・レーシング(GLICKENHAUS RACING)708号車がセッション2で出した3分29秒115となった。トヨタGR010 HYBRID 7号車 ル・マン24時間レースを昨年の優勝で3連覇としているTOYOTA GAZOO Racingは、GR010 HYBRID 7号車が2番手(3分29秒340)、そして同8号車が3番手(3分29秒622)につけた。アルピーヌの36号車ALPINE ELF MATMUTが3分30秒111で4番手となった。アルピーヌ・エルフ・マットミュート

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