価格はノーマルのLCコンバーチブルに対して495万円高の1995万円!
レクサスのフラッグシップクーペであるLCは、2012年にデトロイトモーターショーで発表された「LF-LCコンセプト」がベースとなったものである。だが、当時のコンセプトモデルは驚くほど低いノーズを持っており、誰もがただのコンセプトモデルであると思うほどのものだった。
2020年6月にはLCをベースとしたコンバーチブルモデルも追加
さらに2020年6月にはLCをベースとしたコンバーチブルモデルも追加発売。こちらはあえてソフトトップを採用したもので、トップを開けた姿はもちろん、閉めた状態でもLCらしさがまったく損なわれていない点は特筆すべきもの。
コンバーチブルの良さを残しながらレーシングテクノロジーをフィードバック
そんなレクサスのフラッグシップコンバーチブルモデルをベースに、スーパーGTでもLCをベースとしたレーシングマシンを走らせていたTOM’Sがコンプリートモデルをリリースしたのだ。
これは本来のLCコンバーチブルのパフォーマンスは活かしつつ、TOM’Sならではのレーシングテクノロジーをフィードバックしたもの。もっとも特徴的なのは純正比+50mmとなるワイドボディ。
また、ボディ剛性の点で不利なコンバーチブルボディということで、エンジンフード内やフロア面など、5カ所をブレースで補強し、ソリッドで素直な操縦安定性と車両応答性も実現している。
足もとを飾るのはスーパーGT参戦のLCに装着されているホイールと同じ鍛造マシンを使用して製造。超軽量鍛造ワンピースのVP-10 21インチ アルミホイールを装着している。従来のブラッシュドに対しブラック塗装とし、精悍なイメージをプラスした。