そうだ、愛車のマイティボーイをキャンピングカーに改造しよう!
軽キャンパーはいいなーと思う。限られたスペースを最大限に利用する工夫の数々がたまりません。1BOXの車内を改造するのも面白いと思いますが、私としては軽トラの荷台にキャンプキャビンを作り付けるスタイルに憧れます。キャビンを降ろしてしまえば普通の軽トラで、いざキャンプに出かけるときには即座にキャンピングカーに変身という、一台二役の使い分けができるのが素敵です。
中古車屋さんで激安軽トラなどを見かけると衝動買いしたくなったりしますが、なかなか踏み出せないのも事実で困りものです。何故かといえば、軽トラをすでに1台所有しているからです。軽トラとはいえ、荷物をあまり積載できないピックアップトラックの「スズキ・マイティボーイ(愛称・マー坊)」です。
まずは机上で作戦を練ってみる
少し大掛かりな作品になるので、模型を作って机上にて作戦を練ることにします。こちらがマー坊の荷台と身長175cmの人物(自分より少し大きめ)の10分の1サイズの模型です。
マー坊の荷台は長さ66cm×幅120cmとミニマムサイズ。アオリを開いて床の一部にすると長さが約40cmほどプラスされるので、あとは長さ約90cm×幅100cmのパネルを追加することで何とか就寝できる床面積を作り出せそうです。
構想が固まったらいよいよ実車で製作開始
それではいよいよ製作に移りましょう。
キャビンを構成するパネルがすべて完成
パネル同士の突き合わせに木工ビスケット用のビットを利用する方法です。突き合わせる面の同じ位置にビスケット用ビットで切り込みを入れます。ビット型のベニヤ板の半分を台形にカットしておいて、片側の半分だけ接着します。
キャビンの外装の塗装と細かい作業
当初の計画どおりにこれらすべてがマー坊の狭い荷台に収まるのか試してみましょう。積み込みの順番を何回もやり直し、ギリギリセーフでなんとかトノカバーを閉めることができました。
丸窓の製作&車体との隙間を埋める
迷彩カラーのキャビンを組み立ててみました。
丸窓は透明のポリカ板にスモークフィルムを貼り、透明部分とスモーク部分を振り子式に切り替えて昼と夜に対応させています。
ついに完成! カプセルホテル並みの居住空間に満足
荒削りながらもキャビンが完成しました。厚手のエアーベッドを膨らませて、40cm×60cmのミニテーブルを設置。ランタンを天井に吊るせば、カプセルホテル並の居住空間でくつろぐことができます。
問題は荷台への積み込みです。