シボレー・コルベット
日本ではあまり人気がないように思われているアメ車だが、第四世代のコルベット、C4はいまでもそこそこ人気がある。
わかりやすいウエッジシェイプのロングノーズ&ショートデッキスタイルで、エンジンは5.7LのV8OHV。1989年にはGM傘下のロータス・カーズの手によるDOHCエンジン(375ps)が搭載されたZR-1が追加される。それにより、走り指向のユーザーからも一目置かれるようになった。C4の中古車平均価格は、240万円ぐらい。
VWシロッコ
ロー&ワイドで、なめらかなボディラインを誇るVWのプレミアムスポーツクーペ。2L直4ターボエンジンの「R」は256psとパワフルで、1.4L直4ツインチャージャーも160psだった。トランスミッションは2Lが6速DSG、1.4Lが7速DSGという組み合わせとなる。現在の中古相場は140万円が目安だ。VWでは6代目ゴルフのGTIなども人気がある。
そのほか、ルノーのルノースポール系各車や、初代のポルシェ・ケイマン(相場は300万円前後)なども、価格的に国産スポーツと競合するレベルになってきている。これからスポーツカーを購入する予定がある人は、視野を広げていろいろ検討してみることをおすすめしたい。