自動車ライターが語るロードスターの魅力
自動車ライターとして細々と食いつないでいる筆者ではあるが、せっかく自動車に携わる仕事をしているのだから、ある程度しっかりクルマを操れなければ……という勝手な使命感に燃え、練習用にマツダ・ロードスターを入手しドラテク向上に励んでいる。手前味噌ではあるが、その内容を執筆してほしいと依頼を受けたので、簡単ではあるが愛機のロードスターのご紹介をさせていただこう。
ドラテク練習用に最低限「欠かせない装備」とは
筆者が練習用にロードスターを購入したのは2019年9月のこと。翌月から消費税が10%になるということもあり、8%のうちに購入したいという気持ちが働いたというのが大きな理由である。購入したのは2002年12月にリリースされた特別仕様車の「SGリミテッド」であるが、これは狙って購入したのではなく、限られた予算で探したところ偶然ヒットしたのがこの個体だったというワケだ。
ちなみに当時の検索条件は、1.6LのMT車でグレードはSPかNR-Aに準ずるものというものだった。これはトルセンLSDが標準装備されるグレードを狙ったもので、サーキット走行には必要不可欠と考えたから。なお、SGリミテッドはNR-Aがベースとなっているのでこの条件をクリアしていた。