走るために最低限のモディファイを実施
購入時はフルノーマルだったが、練習機とするべくカスタマイズを実施。といっても特別なことをしたわけではなく、ガレージに転がっていた中古の車高調整式サスペンションとタイヤ&ホイールを装着した。 言い忘れていたが筆者は初代ロードスターを所有しており、そのお下がりの部品を装着したのである。そもそも初代ロードスターで走ればいいじゃないかという意見もあるかもしれないが、初代モデルはいろいろと手をかけてしまったため、クラッシュしたら立ち直れないと思ったのだ。
あとはブレーキパッドを耐フェード性の高いスポーツタイプに交換し、身体を支えるバケットシートと4点式シートベルトを装着。そして万が一に備えて大型の牽引フックを装着すれば、ひと通りのカスタマイズは完了。あとはガソリンを燃やしタイヤをすり減らすだけである。
走って遊ぶクルマとして非常にコスパが高い
基本的にドラテク向上は自分との闘いであるため、パワーアップ系のカスタマイズは不要ではある。だが、アフターパーツの豊富なロードスターだけにマフラーとエアクリーナーはウッカリ交換してしまっているが、気分がアガるため必要経費ということにしたい。 結局購入からおよそ2年が経過したロードスターであるが、致命的なトラブルもクラッシュもなく、消耗品の交換程度で済んでいるため非常にコスパはいいと言える。残念ながら運転手のスキルがほとんど向上していないという点と、コロナ禍でサーキットにあまり足を運べていないという問題があるが、それ以外は概ね満足というのが正直な感想である。