自動車ライターが語るロードスターの魅力
自動車ライターとして細々と食いつないでいる筆者ではあるが、せっかく自動車に携わる仕事をしているのだから、ある程度しっかりクルマを操れなければ……という勝手な使命感に燃え、練習用にマツダ・ロードスターを入手しドラテク向上に励んでいる。手前味噌ではあるが、その内容を執筆してほしいと依頼を受けたので、簡単ではあるが愛機のロードスターのご紹介をさせていただこう。
ドラテク練習用に最低限「欠かせない装備」とは
筆者が練習用にロードスターを購入したのは2019年9月のこと。翌月から消費税が10%になるということもあり、8%のうちに購入したいという気持ちが働いたというのが大きな理由である。
ちなみに当時の検索条件は、1.6LのMT車でグレードはSPかNR-Aに準ずるものというものだった。これはトルセンLSDが標準装備されるグレードを狙ったもので、サーキット走行には必要不可欠と考えたから。なお、SGリミテッドはNR-Aがベースとなっているのでこの条件をクリアしていた。
走るために最低限のモディファイを実施
購入時はフルノーマルだったが、練習機とするべくカスタマイズを実施。といっても特別なことをしたわけではなく、ガレージに転がっていた中古の車高調整式サスペンションとタイヤ&ホイールを装着した。
あとはブレーキパッドを耐フェード性の高いスポーツタイプに交換し、身体を支えるバケットシートと4点式シートベルトを装着。そして万が一に備えて大型の牽引フックを装着すれば、ひと通りのカスタマイズは完了。あとはガソリンを燃やしタイヤをすり減らすだけである。
走って遊ぶクルマとして非常にコスパが高い
基本的にドラテク向上は自分との闘いであるため、パワーアップ系のカスタマイズは不要ではある。だが、アフターパーツの豊富なロードスターだけにマフラーとエアクリーナーはウッカリ交換してしまっているが、気分がアガるため必要経費ということにしたい。