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最大5日間「給電」が可能だと!? 新型アクアが意外とアウトドアに向いている3つの理由

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: トヨタ自動車

  • 新型アクアのイメージ

  • 新型アクアのリヤビュー
  • アクアの走り
  • コンセント
  • アジャスタブルデッキボード(4WD)
  • バイポーラ型ニッケル水素電池
  • 新型アクアのイメージ

注目は進化したハイブリッドシステムだけじゃない!

 先日、およそ10年振りのフルモデルチェンジを果たし、2世代目へと進化したトヨタ・アクア。TNGAプラットフォームの採用による全体的な性能の底上げや、バイポーラ式ニッケル水素電池を世界で初めて採用する(Bグレードを除く)など、一気に最新のメカニズムを導入したことでも話題となっている。

バイポーラ型ニッケル水素電池 そんな新型アクアではあるが、装備や仕様をチェックしていくと、意外にもアウトドアレジャーにも向いているのでは? と思える装備を備えていることに気付いた。そこで今回は新型アクアがアウトドアレジャー向きであることを解説していきたい。

悪路での安心感を高める4WD「E-Four」の設定

 第一のポイントとして、新型アクアには電気式4WDシステムである「E-Four」が設定されたという点だ。先代アクアは全車2WDのみの設定で4WDは用意されることはなかったが、新型ではリヤをモーターで駆動させるE-Fourが新たに加わった。

アクアの走り

※写真は2WD

 さすがにドロドロの沼地のような悪路を、ガンガン進むような4WDではない。しかし、舗装路ではない路面を走行することも多いアウトドアレジャーでは、後輪も駆動するという点は大きな安心感につながるポイントと言えるだろう。

ラゲッジの実用度を高める「アジャスタブルデッキボード」

 また、先代同様の美点としては、ラゲッジスペースを効率的に使うことができるアジャスタブルデッキボードが設定されているという点。通常の状態だと、リヤシートを倒したときに荷室との大きな段差ができてしまう。だが、このボードを装着することで、荷室からリヤシート部までほぼフラットな空間を作り上げることができる。

アジャスタブルデッキボード(4WD)

 さらにラゲッジ後端の段差も極小になるため、荷物の出し入れのしやすさが向上する点も嬉しいポイント。もちろんデッキボードの下にも空間ができるため、荷室をより有効に使うことができる。さらに4WD車を選択すると、このアジャスタブルデッキボードが標準装備となる点もありがたいところだ(2WD車はディーラーオプション)。

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