男子も女子も「映え」必至のサウナテントの魅力に迫る!
いま、空前のサウナブームが吹き荒れています。ひと昔前では「サウナ=おじさん」のイメージがありましたが、現在は「サウナ女子」が出現するほどのムーブメントになっているのです。最近では「サウナ」の魅力と「キャンプ」を融合し、キャンプをしながらサウナが楽しめる「サウナテント」も登場。ここではトレンドを先取りするべく、話題のサウナテントにスポットを当てその魅力に迫ります。
北欧の地「フィンランド」で発祥のサウナがアウトドアシーンで話題に!
サウナのイメージは雑居ビルやレジャーにある閉鎖された施設で「おじさん」たちが楽しむものでしたが、サウナのルーツを辿れば2000年以上も前に北欧の地フィンランドで始まったと言われています。雪の降り積もる極寒の大地に設営されたログハウス風のサウナで身体を温め、限界を迎えるとそのまま湖に飛び込む。そんなシーンを見たことはありませんか?
本来サウナとは雑居ビルではなく自然の中で楽しむのが本当は正解なのです。最近ではデトックス効果(諸説あり)や代謝を上げることによる美肌効果を狙った「サウナ女子」が注目を集め、その派生として「ホットヨガ」や「岩盤浴」も大流行しています。最近では俳優の斉藤 工さんと泉 里香さんが湖畔でサウナテントを楽しんでいるテレビCMが放映されましたが、その影響力は大きくキャンプでサウナを楽しむ人が急増しているようです。
バックパックに収まる背負って携行できるサウナテントも登場
そんな「キャンプ+サウナ」を気軽に味わいたいと考えている人のために登場したのが、「サウナテント」と呼ばれるアイテムです。最近ではバックパックで運べるほどのコンパクトさがウリのアイテムが話題になるなど、キャンプサイトで簡単に組み立てることが可能です(写真下は、MobibaバックパックサウナRB170M)。
もちろんバックパックの中にテントと組み立て式のストーブや煙突が収納されているので、手軽に持ち運びができます。また、サウナストーンを使用せずストーブ自体に給水することで水蒸気を発生させ、スチームサウナの癒やし効果を発揮してくれます。
もちろん話題のサウナテントですが、使用する場合は注意が必要です。テントの中で薪ストーブを使うため、テントとストーブの位置を指定された距離に保つこと。この距離が短いと火災の原因になるので、必ず説明書を読んで正しく設置することが大切です。
また、密閉されたテント内でストーブ使うため一酸化炭素中毒には要注意。備え付けの換気口をしっかりと開けたことを確認し、正しく使用して下さい。
火災や脱水症状に気を付けながら安全安心で楽しむことが大切
基本的なことですが、サウナテントを張る場合には通常のテントと同様にしっかりとペグで固定しましょう。風でテントが揺れてしまうとストーブとの距離が近くなり、火災を引き起こす可能性があるからです(強風の際は、使用と中止することも大切です)。ストーブを設置する時には安定して置ける水平な場所を選び、ストーブから伸びる煙突はしっかりと接続してつなぎ目から煙が漏れないようにしましょう。
また、サウナテントを楽しむときにはしっかりと水分補給して脱水状態にならぬよう楽しんで下さい。最後にストーブで使った薪はしっかりと消火し、キャンプ場のルールに基づいて処理することもお忘れなく。