効果的なハイプレッシャータイプは愛車の状況に合わせて選択
また、社外品のラジエーターには加圧弁の圧力を高めたハイプレッシャータイプもある。例えば純正の88kPaに対し、127kPaにすると沸点が6℃上がって124℃になり、冷却効率が上がるというシロモノ。
たしかに高温時に気泡ができづらくなり放熱効果が高まるメリットが期待できるが、古いクルマには要注意な点もある。
ハイプレッシャーキャップにすると、たしかに沸点も上がるが、ラジエーターホースやホースの継ぎ目、シールやパッキン類にはその分だけ高い圧がかかるので、負担がかかってクーラント漏れの原因になることも……。
冷却系が新車に近い状態でなければ、純正圧力のラジエーターキャップを定期的に交換するのがベストだろう。