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フェアレディZとネグローニがコラボレーション! クルマ好き必見のドライビングシューズが登場

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TEXT: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)  PHOTO: ネグローニ/NISSAN

今後はカラーバリエーションも増える予定

 ついに市販モデルが発表された新型「日産フェアレディZ」。早くもクルマ好きの間では、「実車を見たい」という声をSNSで見かける。だが、注目するのはクルマだけではない。株式会社マルミツが運営する日本発のドライビングシューズブランド「ネグローニ」と、同車がコラボレーションした3つのモデルが8月18日から販売をスタートしている。

 ネグローニは2000年のブランド創立以降、日本の自動車愛好家に広まり、現在も多くのテストドライバーや自動車評論家に愛されている。デザインはイタリアンテイストながら日本人の甲高で幅広な足にジャストフィットするドライビングシューズ作りは、さすがメイド・イン・ジャパンの技術力だ。ネグローニのフラッグシップモデル「イデアコルサ」

 ドライビングシューズだけにソールが薄く硬く、ペダルの操作性は抜群。その一方で、バケットインソール(立体成形インソール)を採用しているため、クルマを運転しないときにも履けるスニーカーとしての機能も持ち合わせている。これにより長時間歩いても足の裏が痛くなりにくいのも特徴だ。

フラッグシップのイデアコルサをベースにしたコラボモデル

 今回のコラボレーションモデルは、​日産チーフ・プロダクト・スペシャリストの田村宏志さんが監修している。自身も長年に渡りネグローニのイデアコルサ(​ドライビングシューズの理想系を目指してデザインされたネグローニのフラッグシップモデル)を愛用しているとのこと。今回のニューヨークで行われた新型Zの発表会で履いているのも見てとれた。日産チーフ・プロダクト・スペシャリストの田村宏志さんと日産Z

 田村さんは、素材選び、カラーリング、ロゴマーク金具のデザインに至るまでコダワリ、「NISSAN Z」のムードを体現するスペシャルエディションを実現させた。また、ボディカラーに合わせたセイランブルーとイカズチイエローを商品化している。イデアコルサをベースにしたコラボモデル

​ セイランブルーは、ネグローニレザーを生産する日本国内のタナリー(革の製造業者)に色出しを依頼し、「Zらしさ」を表現するために、田村さんと度重なるミーティングの元に何度も色出しを繰り返したことで実現した。イカヅチイエローは、​Zプロトのボディカラーに合わせるため、イタリア ヴィエッラのタナリーに色出しを依頼し実現している。イデアコルサをベースにしたコラボモデル

 ヒールとトップライン、そして象徴的なデザインのツインアイレットには傷や汚れが付きにくいチェッカースティールレザーを採用。サイドエンブレムは、従来のカーボンではなく、軽快さを強調する チェッカースティールレザーにしている。イデアコルサをベースにしたコラボモデル

ネグローニ定番のドライビングシューズ「イデア」をベースにしたコラボモデル

 最後に紹介するのは、ネグローニのなかでも定番のドライビングシューズ「イデア」をベースに、パンチング加工を施したモデル。​コラボレーションモデルには、バケットインソールを採用している。イデアコルサ同様に、ヒールとトップライン、そして象徴的なデザインのツインアイレットには傷や汚れが付きにくい、チェッカースティールレザーが使用されている。「イデア」をベースにしたコラボモデル

 気になる価格は、イデアコルサのセイランブルーが4万6200円(税込)、イカヅチイエローが4万8400円(税込)、イデアのホワイトが3万7400円(税込)となっている。

 なお、今回は新型Zの発売に合わせて3モデルが発表となったが、「今後の展開としてカラーバリエーションを増やしたり、他にも同車に関する商品を企画していきます」とネグローニ ブランドディレクターの宮部修平さんは教えてくれた。

 大人気で在庫切れになりそうとのことなので、欲しい方は早めにHPにアクセスしてほしい。

【詳しくはこちら】

https://www.negronistore.com/

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  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • 1991年生まれの秋田県出身。15歳のときに上京し勉学に勤しむも、高校生時代から東京都内をカメラ片手に自転車に乗って、神出鬼没、車屋巡りをする日々を送る。社会人になり、その時に出入りしていた趣味系自動車雑誌の元編集局長に呼ばれ、交通タイムス社に入社、現在に至る。イタリア車が趣味の中核ではあるものの、クルマに関連する本やミニカーを集めまくる根っからの収集癖おさまらず……。古書書籍、ミニカー、これらの山の中で生活を続けている編集者。
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