三菱の90年代ワゴンがモデルになって登場
模型メーカーのインターアライドから、同社オリジナルブランド“ハイストーリーシリーズ” にふたつの国産車モデルが加わる。レジン製1/43スケールモデル「初代ディアマンテ ワゴン」と「レグナム スーパーVR-4」が9月に発売されるという。同シリーズは名車であっても「これまであまりモデル化されなかった」国産車を選りすぐって商品化しているだけに、待ち望んでいた方もいるだろう。
優雅なワゴンの先駆け:ディアマンテ ワゴン
1990年代、ステーションワゴンブームの立役者とも言える、高級路線の優雅なワゴンを繰り出してきた三菱。ディアマンテ ワゴンは1993年、レグナム スーパーVR-4は1998年に市場投入されている。 いずれも高級セダンで評価を勝ち得ていた、ディアマンテとレグナムのワゴンだ。
ディアマンテは3ナンバーのワイドボディを売りにヒット。今回のレジンモデルでも、まだまだ憧れだった高級車BMWを彷彿とさせる、逆スラントノーズと言われたディアマンテのフロントマスクも再現され、キリリと細面的にまとめられている。
V6エンジン搭載で4WDもあった。ライバル他社が追従してくるほどの市場を打ち立ていたディアマンテだが、さらなる余裕はゴージャスなワゴンにも展開されていった。モデルにはグリーンメタリック、グレーメタリック、パールホワイトが用意され、いずれも落ち着きある当時のカラーリングが思い起こされる。