クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CAR
  • 「走り好きパパ」にオススメ! 家族も太鼓判のワークスコンプリートカー4選
CAR
share:

「走り好きパパ」にオススメ! 家族も太鼓判のワークスコンプリートカー4選

投稿日:

TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 日産自動車/Auto Messe Web

  • 4台のイメージ

  • ノートオーラニスモのフロントスタイル
  • ノートオーラニスモのリヤビュー
  • モードセレクター
  • セレナe-POWER AUTECHのフロントスタイル
  • セレナe-POWER AUTECHのリヤビュー
  • C-HR GR SPORTのフロントスタイル
  • C-HR GR SPORTのリヤビュー
  • フィットモデューロXの走り
  • フィットモデューロXの足まわり
  • フィットモデューロXのリヤビュー

この記事をまとめると

■改造内容を考えるとお得の場合も

■ファミリーカーこそ選択したい

■コンパクトカーやミニバンにも多く設定

サーキットやラリーで最強となるのがすべてではない!

 いま、自動車界で熱いのが、メーカーが手掛けたコンプリートカーだ。とはいえ、超高額な日産GT-R NISMOや、ラリーのホモロゲーションモデルとして開発されたトヨタGRヤリスといった、本気すぎるコンプリートカーだけではない。もっと身近で、ファミリーカーとしても使えるメーカー純正のコンプリートカーがあったりする。

 言い換えれば、家族(とくに奥様)の反対なしに買える、隠れスポーティモデルだったりするのだから、面白いではないか! パッと見はベースモデルに近く、価格アップは最小限。いや、コンプリートカーとして追加されたデザイン、装備などを考慮すると、むしろお買い得だったりするのである。

日産ノートオーラNISMO

 まずは、日陰の存在、とは決して言えないけれども(多分大ヒット間違いなし)、GT-Rほどの飛びぬけ感がない(だってGT-Rは2420万円~ですよ!)、ノートオーラNISMOがある。あえてこの企画の一番に、“隠れ”ではない最新の1台を持ってきたのは、メーカー純正コンプリートカーでも、比較的手に入れやすい価格のクルマもあるという事実をお伝えしたいからである。

ノートオーラニスモのフロントスタイル

 NISMOはレースで80年以上(※編集部注:日産のモータースポーツ活動として)、コンバージョンモデルでは30年以上の歴史がある日産直系メーカーである。ノートオーラNISMOはノートオーラのワイドボディにさらに迫力を増した見た目のレーシーさ、ローダウンによるワイド&ローの佇まい、ピュアEVのアリアを思わせる先進性ある顔つきをプラス。そしてインテリアのセンターマーク付きアルカンタラ巻きステアリング、レッドのスターターボタン、専用レカロシートの用意などが見た目の特徴となる。

ノートオーラニスモのリヤビュー

 しかしそれだけではない。車体補強、新たに「NISMOモード」を加えた、エコモードがすでにノートオーラのスポーツモードというドライブモード、20mmローダウンのスポーツサスペンション、モノチューブダンパーといった走りのアイテムにまで手が入り、手抜きは一切なし。単なるドレスアップカーとは一線を画す仕上がりだ。

モードセレクター

 おもに発電のために使われる1.2Lエンジン、モーターのスペックはノートから増強されたノートオーラと変わらないものの、走りのスポーツ度は200%UPと言っていいほどの違いを見せる。それでベース車のノートオーラG FFの約26万円高なのだから、これはもう“男のノートオーラ”としてお買い得すぎると言っていい。

日産セレナe-POWER AUTECH

 そんな日産のコンプリートカーは、NISMOだけでなく、湘南発祥のAUTECHがある。エンジン、動力性能に手を入れないのが基本だが、だからと言って、走りがベースモデルといっしょ、ということではまったくない。その一例が、Mクラスボックス型ミニバンのセレナをカスタマイズしたセレナe-POWER AUTECHだ。

セレナe-POWER AUTECHのフロントスタイル

 専用のひと目でAUTECHとわかるAUTECHブルーのボディカラー、エクステリアパーツが用意・装着されるだけではない。車体剛性を高め、足まわりのスプリング、ダンパーも見直され、さらにスポーツタイヤの定番、ミシュランパイロットスポーツ4で足もとをキメている。

セレナe-POWER AUTECHのリヤビュー

 結果、走行安定性が向上し、ステアリングに伝わるインフォメーションも増大。ファミリーミニバンにして、乗り心地は低速域、日常域に限ればやや硬めに感じられるものの、人車一体感あるファンな運転が楽しめるミニバンに仕上がっている。ドライブモードでS(Smart)を選べば、ミニバンらしからぬ胸のすく加速さえ味わえるのだから、動力性能もベースモデル同様に文句なし。家族の反対に合わず手に入れやすい、メーカー純正コンプリートカーの代表的存在だ。

12

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS