2017年にはタイトルを獲得するポテンシャルを誇ったのだが……
事実、ドライバーの評価も高く、2017年王者のサットンも「レヴォーグはハンドリングがとてもいい。テクニカルコースでのコントロール性が高いと思う」と、抜群の手応えをつかんでいるようだ。
ちなみに、BMRはドライバーのラインアップも充実した顔ぶれ。若きエースであるサットンに加えて、2017年にBTCCデビューし、2018年には初優勝を飾った期待の逸材、セナ・プロクターを起用するなど豪華な体制を誇る。
この若手コンビはチームの期待に応えるかのように2019年のシリーズでも活躍している。(取材時の)第5ラウンド・オールトンパーク大会を終えた段階で、両ドライバーともに未勝利となっていたものの、サットンが計4回の表彰台を獲得してランキング5位をキープしていた。しかし、FRレイアウトのツーリングワゴンに対して、他モデルの戦闘力が高まったこともあり、チームBMRレーシングは2019年シーズン終了をもってレヴォーグから他モデルにマシンをスイッチしている。