第2ステージは追い上げるが上位との差は埋められなかった
しかし、後続のスピンで10周後にイエローコーションとなる。マシン改善の方向性を掴んだチームはここでさらなるマシンへの調整と温存していた新品タイヤへの交換のため、再度16号車をピットに呼び勝負をかける。レースは残り32周となり、ヒル選手はハンドリングが改善されたマシンと新品タイヤのアドバンテージを活かして追い上げを開始するが、上位との差は思うように詰まらず、12位まで順位を挽回してチェッカーを受けた。
プレイオフ第1ラウンドは次戦のブリストル戦で10人から8人のドライバーに絞られるが、今回のレース結果によりヒル選手はランキング9位のドライバーに5ポイント差の8位で第1ラウンドの最終レースを迎えることとなった。シリーズチャンピオン奪回に向けて最初の大きな難関になる次戦は9月16日(木)、ブリストル・モーター・スピードウェイで開催されるシリーズ第18戦「UNOH 200 presented by Ohio Logistics(200周/106マイル)」となる。