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GT-RやフェアレディZだけじゃなかった!「カルソニックブルー」をまとったレーシングカー3選

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 日産自動車/齋藤 優

  • カルソニックスカイライン

  • 星野一義さんとR32GT-R
  • 2021年のカルソニックカラー
  • カルソニックスカイラインと富士山
  • カルソニックスカイライン
  • グループCカー
  • カルソニックブルーバードのホワイト
  • カルソニックブルーバード青
  • カルソニックパルサー
  • アルティマとスカイライン
  • カルソニックアルティマ
  • カルソニックアルティマのサイド

この記事をまとめると

■日本のモータースポーツでは欠かせない存在
■チームインパルを長年サポートしている
■海外にもカルソニックカラーが存在

レース界では世界最長のスポンサー期間を今なお更新中!

 モータースポーツの世界で「カルソニック」といえば、日産を代表するトップドライバー・星野一義氏と同氏が運営するチームインパルを長年にわたり支えてきたスポンサー。マシンは1989年からカルソニックブルーと呼ばれる鮮やかな青を全身にまとい、グループAやスーパーGTといったトップカテゴリーで数多くの伝説を残すなど第一線で活躍してきた。

星野一義さんとR32GT-R

 スポンサーの変更が日常茶飯事のなかで、30年以上サポートを続けるのは異例中の異例だ。世界最長のタイトルスポンサー記録を毎年更新するとともに、カルソニックブルーと星野氏(とGT-R)はレ―ス界のアイコンとして君臨。今もなお多くのファンに愛され続けているのは、自動車好きならば周知の事実である。

2019年にカルソニックからマレリに社名変更している

 ちなみにカルソニックブルーは、明るいカリフォルニアの太陽の下で映える色として選ばれたカルソニックのコーポレートカラー。レース車両の色は年によって調合が変えられており、すべての車両が同じではない。

カルソニックスカイラインと富士山

 ただし、会社としてのカルソニック(最終名称はカルソニックカンセイ)は現在は存在しない。1938年に日本ラジエーター製造株式会社として創業。長年、日産自動車との結びつきが強く、市販車、モータースポーツ分野に熱交換器を提供、供給していた。

 だが、2017年に投資会社のCKホールディングスの傘下となり、日産グループから離脱。2019年にはフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の自動車パーツメーカー「マニエッティ・マレリ」と合併する。社名を「マレリ」に変更し、世界第7位の自動車総合パーツメーカーとなっている。

2021年のカルソニックカラー それにともない、2019年シーズンでスーパーGTのカルソニックブルーが見納めになるのではないか、とモータースポーツ界では噂になったが、2020年、2021年もカルソニックのロゴとブルーのカラーは継続されている(2022年のマレリ社の上場によって、マレリカラーとなる噂もある)。

 ただし、カルソニックカラーをまとったのは前述した星野一義氏がドライブするマシン(GT-RやフェアレディZ、グループCカー)やチームインパルだけではない。「星野選手以外」の歴代マシンを紹介することにしよう!

グループCカー

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