表面が汚れていたら部分洗い
寝袋の表面が汚れてしまったら、ぬるま湯で湿らせたタオルなどで拭き取りましょう。汚れがひどい場合は、洗濯用の中性洗剤を付けて、スポンジや歯ブラシなどで部分洗いを行えば落とすことができます。 洗い終わったら、乾いたタオルなどでしっかりと水分を吸い取り、陰干しをして乾かしましょう。
臭いや汚れが気になったらクリーニング店へ
「ひどい汚れが付いてしまった」「臭いが耐えられない」「購入当時よりふっくらしていない」といった場合は、寝袋の洗濯が必要です。自宅でも洗濯が可能ですが、専用洗剤を使わなければならなかったり、湯船で押し洗いをしたり、乾燥に何日もかかったりと作業が大変。ひとり分ならまだしも、家族4人分となれば1日仕事です。しかも高価な寝袋ほど、自分で洗濯して失敗したくありませんよね。
そこでおすすめしたいのが、クリーニング店への依頼です。寝袋のクリーニングを行っているお店なら基本的には失敗もないし、生乾きであとあとカビが生えてしまったなんてこともありません。 近所のクリーニング店や宅配クリーニング、メーカーのクリーニングサービスなどがあるので、気になる人は料金や仕上がり日数などを比較してみましょう。
丸洗い可能なモデルの購入を検討
自分で洗いたいけれど、面倒なのはイヤだという人は、洗濯機で丸洗いが可能なモデルの購入を検討してみましょう。洋服を洗濯するように気軽に洗えるので、家族分の寝袋を洗濯するのも苦になりません。 すでに持っている寝袋は丸洗いできないという人は、寝袋の内側に入れて使う「インナーシーツ」を使ってみましょう。汚れてもインナーシーツだけを洗濯すればいいので簡単。もちろん寝袋も汚れにくくなるので長持ちします。
愛着ある寝袋は、丁寧に使って長く愛用したいもの。そのためにも、日ごろのメンテナンスや上手な使い方を実践して、長持ちさせるようにしてください。