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「持っていくもの多すぎ問題」を打破!  意外とカンタンな「断捨離キャンプ術」とは

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TEXT: 猪狩清十郎  PHOTO: 猪狩清十郎/写真AC/Auto Messe Web 編集部

どうすればソロもファミリーも適切なキャンプ荷物に

 極論ですが人間は普段から外出時やたら荷物の多い人と、ほとんど手ぶらの人のふたつに分けられます。荷物の多い人はビジネスバッグに充電器やらイヤホン、デジカメ、予備バッテリー、LEDライト、ガム・グミ・のど飴、ノートPC/タブレットと、ひたすら入るだけ入れて超重い。

 一方手ぶらの人は、せいぜい小さめのバッグを小脇に抱える程度で涼しげ。キャッシュとクレカをポケットにねじ込んで、最低限のものしか持ち歩かずいかにも身軽です。キャンプ道具はそれなりにかさ張る じつは荷物の多い人は不安と表裏の安心を詰め込んでいるそうでいわゆる心配性なのだとか。肯定的に捉えれば、あらゆるシーンを想定した危機管理に対応しているとも言えそうですが、この荷物の多い人がキャンパーになるとどうでしょうか。たしかにキャンプギアは、蠱惑的で通販サイトを眺めているとついポチりそうになるのもわかります。しかし、増殖したキャンプギアを全部持っていくのは賢い行為とはいえません。普段から荷物の多い人は要注意、過剰な想定は持ち物を増やすだけになりがちです。

「あれば安心、ないと不便」をやめてひとつずつ見直してみる

 以前複数の友人とキャンプしたとき、テントと寝袋だけぶら下げてきたやつがいました。「そんだけ?」と聞くと「どうせ誰かがいろいろ持ってくると思って」という。「お前すげぇな」とある意味感嘆したことがありました。自分なりの、折々のキャンプ必要品をセレクト 私はどちらかというと中庸で多からず少なからずジャストを目指しますが、あいつには勝てないです。もちろんここまで他人を当てにするのも困りものですが、タープがダブっても仕方ないし、焚き火台がふたつも3つも必要ないのは確か。「必要なものだけ持っていく」ことが合理的であることに異論はありません。

 さてグループでのキャンプでなくとも、ソロキャン、ファミリーキャンでも、「必要なものだけ」はどうすれば見直せるのでしょうか。ガスか薪か炭かなど、燃料セレクトもある たとえば、ガストーチで焚き火に点火する人は必然として燃料のCB缶が必要です。カセットコンロを使用するならこのCB缶は使い回せますが、焚き火で調理するならカセットコンロは不要です。朝は焚き火をせずガスコンロで行うというなら持っていく意味はありますが、朝食も小さな焚き火で調理すればガストーチ、CB缶、カセットコンロを省けます。キャンプスタイルを見直すと、持っていかなくてよいものが見つかるはずです。ということで、いくつかのパターンを下記に連ねました。

■モノを減らす断捨離(使わないギア)

・チェア(シートやクッションで地べた座り)
・コット(草地・平地なら省略)
・テーブル(半割りした薪を並べて代用)
・ランタン類(必要を絞る。過剰な明るさは不要)
・ナイフ類(あれこれ過剰に持っていかない)所持数が多いもの、ナイフなどはセレクト・クーラーボックス(ソフトタイプにする。食材は家で冷凍しジプロックなどを活用)
・タープを省いてみる(晴天なら不要。設営・撤収も省ける。必要なら小型タープに)
・予備を持っていかない(電池。1泊なら稼働時間は数時間程度で意外にもつ)

状況によっては椅子、テーブルを省いてもいい時がある

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