スマホは安全な場所に停車して使用を
次はスマートフォンや携帯電話の使用について。冒頭で書いたように罰則は大幅に強化されたが、適用されるのは『運転中』であり、停車中は除外ということになるのだ。つまり信号待ちなどでクルマが完全に止まっている状態なら、スマートフォンを操作しても違反にならない。
ただし動き始めれば当然ながらNGだし、渋滞で人が歩くより遅いようなスピードでも、動いている限り停車とはみなされない。もっとも信号待ちの間でも警察官に注意され、押し問答で時間を浪費したなどという話も聞く。急を要するケースを除き信号待ちでは操作せず、安全な場所に移動し停車したうえで行ない無用なトラブルを回避しよう。 ちなみに運転中は端末の操作はモチロン、2秒以上に渡って画面を注視しても違反となる。地図をチラ見する程度なら問題ないが、動画やテレビは仮に2秒以下の注視であっても、誤解を招いても仕方ない行為なので控えたほうが無難。確かにスマートフォンの進化でドライブは便利になったが、それが原因で事故を起こしては元も子もない。法令をシッカリ理解するだけではなく、マナーとモラルを持って運転しよう。