三菱デリカD:5
2019年2月にビックマイナーチェンジを行い、ダイナミックシールドを採用した顔つきで一気に今風のデザインとなったデリカD:5。しかし2007年の登場以来フルモデルチェンジは行われていません。
こちらも理由はプラドと似ているでしょう。高い悪路走破性と3列シートスライドドアという特徴はデリカD:5だけが持つもの、それだけに一定の需要があります。事実、直近3年の普通乗用車販売ランキングではコンスタントに50位以内へランクイン。三菱車のなかでコンスタントにランクインしているのは、10年以上のモデルライフを持つデリカD:5のみ。 また、ランドクルーザーやプラドほどではありませんが、
レクサスCT200h
欧州のプレミアムブランドから販売されているCセグメントハッチバックと対抗するために、レクサスブランド初のコンパクトモデルとして2011年に登場したCT。
現在のレクサスラインアップのなかでは、もっとも古株となるモデルです。CTはこれまで2度のマイナーが行われ、レクサスのデザインアイコンであるスピンドルグリルが採用されたり、レーダークルーズコントロールやレーンディパーチャーアラートなどが備わった予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」が装備されたりと、見た目も装備もすっかり今どきなモデルです。しかしながら基本的なパワートレインは3代目プリウスと同じ(現行は4代目)。
基本的な部分は如何せん古さが隠せないCTですが、SUVとセダンがラインアップの基本となっているレクサスのなかでは、唯一のコンパクトハッチバックです。それだけに男性レクサスオーナーの奥さま用や、レクサス入門としての役割を担うブランドとして欠かせないモデルです。
コンスタントに売れるので絶版モデルにするのは考えにくいと言えます。しかしながら高級ブランドレクサスにラインアップしていて人気のSUVほど数はでないので、利益を考えても長期スパンでフルモデルチェンジをした方が都合がいいというところもあるのでしょう。ボディサイズなどから考えても次期CTはTNGA-