超希少モデルをあえて今狙うのはいかがだろうか!
インテリアはエクステリアとは異なり、カラーマテリアルこそ専用となるがシート形状などは基本的にベースモデルと同一で、現代のコンプリートカーのようにレカロ製シートなどは装備されていない。しかし、コンプリートカーならではと感じる部分としては、コンペティションモデルのRAをベースとしながらも、オートエアコンやパワーウインドウといった快適装備も充実している点が魅力だ。 2000年の発売時はわずか300台限定のモデルで、インプレッサSTiバージョン22Bと同じく初代インプレッサをベースとしたSTiコンプリートカーでありながら、人気としてはいまひとつだった。当時の販売台数も少なかったことから、いまではその希少性が人気となり、中古車サイトでも程度の良いものは価格応談という個体が多い。そして、そのポテンシャルは初代インプレッサのなかでも最強といわれるほど高いパフォーマンスを発揮する、Sシリーズ初モデルに相応しい1台であったことは確かだ。