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文字通り「史上最強のスカイライン」だった!「R30」がとりわけ「エポックメイキング」な理由とは

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: 日産自動車/Auto Messe Web編集部

“じゃじゃ馬”個性きわだつ諸相

 R30は、1983年2月にFJ20をターボ化した「2000ターボRS」を追加。190psにパワーアップされ、「史上最強のスカイライン」というキャッチコピーが与えられる。

 さらに1983年のマイナーチェンジで、薄型ヘッドランプ、ラジエーターグリルレスのデザインを採用。いわゆる「鉄仮面」と呼ばれる後期型になった。「鉄仮面」

 そして1984年、インタークーラーターボとなった「2000ターボインタークーラーRS/RS-X」が投入される。これがいわゆる「ターボC」。FJ20型インタークーラーターボ インタークーラーが与えられたことで、エンジンパワーはついに205ps(グロス値だが)の大台に! パワー優先のけっこう過激な仕様で、そのじゃじゃ馬ぶりに惚れ込んだユーザーも多かった。

スカイラインR30 R30は、1985年のフルモデルチェンジでR31(7thスカイライン)にバトンタッチするが、「走りのスカイライン」を復活させたという意味で、R30の果たした役割は非常に大きい。

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  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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