NATSの学生が作った独創的すぎるカスタマイズカーを紹介
千葉県にある日本自動車大学校(NATS)カスタマイズ科は、毎年「東京オートサロン」に学生が制作したカスタマイズカーを出展している。今年はコロナ禍でイベントそのものが中止になってしまったが、今回は過去NATSの学生が作ったクルマを紹介したい。2015年の東京オートサロンで出展され話題となった、同校カスタマイズ科第7班(当時)が製作した、とっても遊び心に溢れるバモスだ。
初出:Kスタイル
ちびっ子に興味を持ってもらうために選んだモチーフは「動物園バス」
若者のクルマ離れが言われている昨今。せっかくショーに出すなら、子どもが興味を持ってくれるようなクルマにしようと思った。だから、モチーフは動物園バス。サファリパークでもよく見るが、そのほとんどが猛獣系のデザインだ。しかもそれらはすでに先輩が作っている。ならばこれまで誰も作っていない、フラミンゴのバスはどうだろう。ピンクのキレイさは、女性ウケもいいに違いない。
そんな具合にアイデアが広がり、班の『紅鶴』は誕生する。バッドフェイスを超越する、フロントバンパーに大胆にかぶるボンネットは、フラミンゴのくちばしをイメージして。盛り上がったルーフも、いかにも鳥の頭のようである。