失敗その2 :タイヤがインナーフェンダーに当たる
ホイールサイズを変えたときはタイヤの外径も計算して合わせる必要があるというのは知っていたものの、少しだけなら大丈夫だろうという甘い判断もあった。さらに少しでもツライチにしようと思ったのが悪かった。最初はジャッキアップしたため車高が高かったので当たらなかったのが、次第に車重で馴染んできて車高がダウン。
そうすると、路面の凹凸に合わせてゴンゴンと音が。ウチのは旧車だけにインナーフェンダーも鉄。降りてみてみると、当たったところが塗装が剥げてピカピカになっているし、フェンダー内側の爪にも当たっていて、タイヤのに角がささくれまくり。バーストする前に気がついてよかった。チューニングにはあまり興味なかったので、フェンダーのツメ折りなんていうことも知らなかった。
失敗その3:点火系がパンクした
チューニングでもあるし、旧車の場合は純正のメンテついでのアップグレードとしてあるのが、点火系の強化。さまざまなパーツが売られていて、どれも「純正よりも●倍の点火力」なんていう素敵な売り文句が並ぶ。そこで交換してみるのだが、旧車の場合はタコメーターが動かなくなるという苦労も乗り越えて乗ってみると、確かにパワフルになっている気がする。
まぁ、気がする程度でも純正の強化になったからよし、と思ってしばらくすると、いきなりプスプス言ってエンジン停止。そもそも電気は目に見えないだけに原因追求が大変というか、DIY派としてはあまり面白くない。とはいえ頑張って探求すると、デスビ内が焼損。知り合いの車両でも、タコメーター作動用の抵抗がパンクしたりなど、強化したばかりにトラブルが発生した例がある。配線からすべて強化したり、取り替えた上で交換するならいいが、古いクルマではストレスになるだけ。比較的最近のクルマでもなるので要注意だ。結局、普通に走るのだから、あえて強化しなくてもいいというのが結論。
以上3点だが、カスタムでの失敗をあげてみた。カスタムなのでこの程度だが、メンテともなると、やるんじゃなかったと途方に暮れることはもっとある。それはまたの機会に紹介しよう。