クーラーボックスの悪臭が洗ってもとれない!
肉や魚、野菜など、さまざまな食材を保存するクーラーボックス。使い終わったあとを見てみると、意外と汚れていたりするものです。それをそのままにしておくと、悪臭の原因になってしまうことも。
たいていの汚れは中性洗剤で洗えばOKなのですが、肉や魚の汁がこぼれているのに気づかず放置してしまったりすると、嫌なニオイを放つようになってしまいます。こうなってしまうと、洗うだけではなかなか落とせません。そこで、クーラーボックスのニオイが気になるときの消臭テクニックを紹介しましょう。
生臭さを消す「お酢」
肉や魚が傷んで発生する悪臭は、おもにトリメチルアミンというアルカリ性の物質。クーラーボックス内に、こぼれた肉や魚の汁が残っていたりすると、この生臭いニオイが残ってしまいます。
このニオイを消すためには、アルカリ性であるトリメチルアミンを酸性の物質で中和させる必要があります。そこで使用するのが「お酢」です。お酢の主成分は酢酸という酸性物質なので、これを加えることで消臭してくれます。 クーラーボックスを中性洗剤でしっかりと洗浄したあとに、水で2倍に薄めたお酢で庫内を洗います。スプレーボトルに入れて吹き付けてもOKです。そしてきれいに拭き取ったら、乾かして終了。若干お酢のニオイが残りますが、時間とともに消えていくので問題ありません。