SNSで話題となった異色の純正アクセサリー
クルマを新車で購入するとき色やグレードなど悩む要素は多くあります。純正アクセサリーもそのうちのひとつ。自分オリジナルのテイスト加えることができる要素だけに悩ましい部分です。そんな純正アクセサリーですが、ホンダアクセスがツイッターで「#異色の純正アクセサリー」と題して過去の純正アクセサリーを呟いています。どんな部分が異色なのか? その一部をピックアップしてご紹介します。
トゥデイ「ドレスセーフ」
1985年に商用モデルが、1988年には乗用モデルが登場したホンダトゥデイ。2代目モデル登場以降も初代モデルの人気は高く、商用モデルを中心に並行して継続販売されました。そんなトゥデイに用意された、ちょっと変わり種な純正アクセサリーがドレスセーフ。
運転席側のドア開口時にステップ部を覆うガードが開くというアクセサリーで、ズボンやスカートの裾が汚れるのをガードしてくれるというアイテムです。
ドアの開閉に合わせて動く設計となっているので、自身で開閉しなければならないという煩わしさもなく、裾が広がりやすいスカートなどを身に着ける女性ユーザーにとってはありがたいアイテムでした。
アコード「テールゲートスポイラー」
ホンダのミドルクラスモデルとして、ラインアップされ続けているアコード。1997年に登場した6代目モデルは、環境保全対応と操る楽しさを高次元で両立した先進・高機能スポーティセダン/スペシャリティワゴンとして発表されました。そんな6代目アコードのワゴンボディに用意されていたアクセサリーが、テールゲートスポイラーです。
このモデルの外観上の特徴と言えば、「ハイデッキスラントテールゲート」と名付けられた、大きく寝かされたテールゲート。美しいサイドシルエットを実現しているこのテールゲートに用意されたアクセサリーが、テールゲートスポイラーです。ワゴンボディの場合ルーフエンドにスポイラーを装着することはあっても、この位置に装着する例はあまり見かけません。
オデッセイ「簡易キャンパーキット」
1994年に登場したオデッセイは、走りもイケてるミニバンとして3ナンバー車の販売台数トップという大ヒットを記録ました。そんな初代オデッセイに用意されたのが、キャンプに最適なアイテムが用意された「簡易キャンパーセット」。
フルフラットベッドとミニキッチン、シンクセットなどがラインアップされています。単純にキャンプに便利なアイテムを装着しただけでなく、しっかりとオデッセイの高級感あふれる内装にマッチするようにデザインされているのもポイント。これぞ、純正アクセサリーだからこそと言えるクオリティです。
インスパイア「スターライト アクセス ウイング」
1995年に登場した2代目インスパイア。アコードとレジェンドの中間に位置するこのモデルは、ハードトップを採用し4ドアセダンながら、スペシャリティカーの要素が強い印象を受けるモデルです。このスタイリッシュなセダンに用意されたのが、スターライトアクセスウイング。スターライトアクセスって何ぞやとなりそうですが、ウイングの左右端に緑色に光るマーカーがビルトインされています。
夜間の後方確認時に役立つアイテムで、バンパーポールの後方版とも言えるアイテムという見方もできます。あまり見かける機会はありませんが、好評だったのかその後アコードにも同様のアイテムが用意されていました。