アウディは話題のEV「e-tron」に注目!
アウディの注目株はe-tronGT。近未来的なスポーツカーデザインのなかに、往年のビッグクワトロを彷彿とさせるブリスターフェンダーのアクセントは、新たなカスタマイズの方向性を刺激してくれそうだ。各ホイールブランドのマッチング提案に注目しておきたい。
ニューA3やA1はフロントを軸にしてエッジィなディテールがキモになりそう。ココをアピールすることで、ソリッドでライトなリップ程度で大きく印象が変わっていきそうな雰囲気がある。
A5などのサルーン系のアレンジはアウディメイクのメインストリームで、この傾向はしばらく変わりそうにない。いかにホイールのセッティングを詰め、構えを決めるかがポイントになる。
独自のカスタマイズ進化を遂げるQシリーズは、スタコンでも予想以上のボリュームゾーンを持ったカテゴリーだ。モデルレンジによってテイストは変わってくるが、アウディブランド全体に通じる「ホイールで化ける」特性を見逃さないように。最新のQ4 e-tronのイメージは、他モデルにも落とし込めそうだ。
BMWのホットな車種といえばやはり新型M3&M4
BMWもニュースにあふれている。その筆頭はM3とM4。こちらもすでに多くのチューナーズ、ホイールブランドがデモモデルを展開しているが、象徴的なキドニーグリルを持ったフェイスをどうアレンジしていくかが鍵になりそう。
G20系も同様のアプローチになるだろうが、ダブルリップやカナードなどのアクセントが効きそうなイメージ。リヤセクションのマッシブな造形美も、近年のBMWらしい個性だ。BMWらしいスポーツスーツの復権を期待したい素性の良さがある。
ディテールを整理してスマートになった1シリーズ、スタコンでもエントリーが増えている2シリーズは、カスタマイズ的には最初のピークを経験したといえるだろう。ここからのアレンジ次第でさらに新たなスタイル、オリジナリティの深化、BMWスタイルの原点回帰が期待される。
現状のスタコンではパーツ頼りな部分も窺えるXシリーズだが、トップエンドモデルのX7など、プレステージSUVのムーブメントがジワジワ来ていることを考慮すると、ひと皮剥けそうな予感もある。メルセデス・ベンツやアウディブランドとは一線を画すハイエンドメイクが流れを変えそう。実際にホイールメーカーからはそうした世界観を映し込んだブランニューモデルがリリースされつつある。またiXの存在も見逃せない。未来的でありレトロムードも漂わせる独自のデザインスタンスは、アフターブランドにも影響を与えそうだ。
VW、アウディ、BMWはアフターブランドと互いに刺激し合う関係にある。ブランニューモデルたちがもたらす相乗効果を楽しみにしたい。