5ナンバーボディと決別した12代目
現行モデルの12代目(E210系)は、2018年に登場した5ドアハッチバックモデルがカローラスポーツを名乗っています。翌2019年に登場した4ドアセダンがアクシオのサブネームを捨て単にカローラ、ワゴンはツーリングのサブネームを与えられることになりました。
カローラスポーツは海外モデルと共通のボディを持ち、セダンとワゴンは国内専用ボディを与えられていますが、いずれも海外仕様と同じ、TNGAに則った新世代のGA-Cプラットフォームを採用しています。そしていずれも5ナンバー枠を超えて(カローラスポーツは全幅1790mm、カローラ&カローラツーリングは全幅1745mm)3ナンバーボディとなりました。
また最新モデルとして先ごろ発売が開始されたばかりのSUVモデル、カローラクロスに関してはホイールベースこそ2640mmとカローラやカローラツーリングと同寸で、全長も4490mmとほぼ同寸。ですが、全幅×全高はそれぞれ1825mm×1620mmで、35mmも幅広く185mmも背の高い偉丈夫となっています。ベースモデルに比べて一般的にはサイズアップしているSUVですが、このサイズ感にマーケットがどんな反応を見せるのかにも興味津々です。