クルマ好き女子目線で詳しくチェック!!
クルマ好き女子ライターの矢田部明子です。今回は、スズキ「ワゴンR」に新たなモデル「スマイル」が仲間入りしたとのことで、試乗会に行ってきました。限られた時間のなかで気付いた「良かったこと&悪かったこと」を、包み隠さずお伝えできればと思います。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください!
「ワゴンRスマイル」はこんなクルマ!
広い室内空間など、ワゴンRの良さを生かしつつ、スライドドアなどの利便性も兼ね備えています。デザインコンセプトは、私らしく乗れるスライドドアワゴン「マイスタイル マイワゴン」とのことで、四角いボディのフォルム&丸目ヘッドライトなど、シンプルで愛着のわくデザインが魅力です。
その1 外装&内装
《外装》
「ワゴンR」に登場した新たなモデル「ワゴンRスマイル」といえども、私の想像する「ワゴンR」とはかけ離れたデザインになっていました。というのも私が学生の頃(15年前)、ワゴンRに乗っている友人が多かったのですが、スタイリッシュで男らしいデザインだったからです。そのイメージがあったので、スマイルを見てビックリ。写真を撮ってSNSにアップしたくなるような、内装&外装デザインにしたとのことでした。
フロント&リヤのデザインは、水平基調で四角いフォルムかと思いきや、角は丸みを帯びていて可愛らしく見えます。
《内装》
1番のお気に入りは、キルティングをモチーフにした天井です。カジュアルだけど、ラグジュアリーな車内にしてくれます。
その2 収納
むやみやたらに収納をつけるのではなく、必要かつ機能的な収納が厳選されています。まずは、私がとくに気になった前席の収納から見ていきましょう。
運転席&助手席のドリンクホルダーは、ペットボトルだけではなく紙パックも置けます。運転席にのみ紙パックの飲み物が置けるという軽自動車が多いなか、助手席にも置けるとは……。スマイル、なかなかやりおる。
その3 乗り込みやすく、居住性もバツグン
運転席や助手席、後席のひとつひとつのシートが独立し、前後にスライド&リクライニングします。後席は前後にスライド&リクライニングしないという車種もあるので、これは嬉しい。シートは、身体を預けると少し反発するくらいの固さで、長時間運転しても疲れなさそうです。
運転席&助手席は158cmの私が座って、こぶし4個弱分くらい頭上に余裕があります。ドアが大開口するので、乗り降りも楽々です。
その4 走行してみて
ゆっくり発進と停止&ロールも緩やかで、運転しやすかったです。走行音に関しては、めちゃくちゃ静か! というわけではありませんが、普段話しているときのボリュームで、会話を楽しめます。ただ、エンジンがNAのみということもあり、アクセルを強く踏む場面(坂道など)では、エンジン音がかなり気になります。
個人差はあると思いますが、私はヘッドアップディスプレイがあることで前方視界が狭くなっているように感じました。
価格帯は129万6900円~171万6000円となっていて、軽自動車の車両価格が上がっている傾向があるなか、最上級グレードが200万円を切っているのでお財布に優しいクルマといえそうです。個人的に良いなと思ったのは、ヘッドライトをハロゲンに、パーソナルテーブルなどの収納を付けずに車両価格を落としたグレードも用意されていること。1番低いグレードだと129万6900円から購入できるのは嬉しいですよね。ということで、今回は「ワゴンRスマイル」についてご紹介させていただきました! 購入時の参考にしてくださると嬉しいです。