万が一の予防策として一酸化炭素チェッカーを用意しておくことが大切!
一酸化炭素中毒を防止する方法はテント内で火器を使用しないこと。使用するのであれば入口やベンチレーター(換気口)を開放して定期的かつ長時間換気を行い、テント内部の一酸化炭素濃度を下げることが大切です。 万が一の予防として防災グッズとして市販されている「一酸化炭素警報機」をテントのなかに装備して置くのも賢い方法のひとつ。価格は数千円〜数万円とピンキリですが秋冬キャンプの必需品として用意しておくと安心でしょう。一酸化炭素中毒は火器の不完全燃焼が原因になるため、石油ストーブやオイルランタンなどにしっかりとメンテナンスを施しておくこともお忘れなく。
電気ストーブや湯たんぽで安心・安全に秋冬キャンプを快適に過ごしたい
命に危険をおよぼす一酸化炭素中毒を避けるためには、テントのなかではLEDや蛍光灯式のランタンを使い、ポータブル電源を使った電気ストーブや電気毛布を使用すれば一酸化炭素中毒の心配はありません。 また、個人的に推奨するのが焚き火やBBQコンロで沸かしたお湯を熱源とする「湯たんぽ」。レトロな暖房器具ですが、シュラフの足元に入れておくことで体がポカポカと温まり、翌朝には湯たんぽのお湯で顔を洗うこともできるので一石二鳥。最近ではその実力が見直され、100円ショップでも販売(200円商品)されています。 ただし、湯たんぽを使う場合には低温火傷に注意し、専用のカバーやタオルなどに包んでから使用してください。気温が下がる秋冬シーズンのキャンプではテント内部で使用する暖房器具をしっかりと見極め、十分な換気を心掛けましょう。