きちんと定期的なメンテナンスが施されたクルマを選ぼう
むしろこの辺りの状態がしっかりしているのであれば、ある意味タイトルにあるような過走行や事故歴は無視してしまっても構わないと言っても過言ではない。乗りっぱなしや雑な修理がされているようでは困るが、事故した場合はきちんと修理され、定期的にメンテナンスがなされてきた個体の方が、よっぽど信頼できるとも言えるのである。
ただ正直なところ、ネオクラシックカー時代の車両はコンピュータ制御の部分も多く、内外装のパーツも車種専用のものが多く使われてきている。にもかかわらず、部品は日に日に供給されなくなってきており、維持していくには本格的なクラシックカー以上に困難というのが事実。
今ではネットオークションなどで部品を見つけやすくはなっているが、その部品は同じ車両に乗る見知らぬ人も欲している可能性が高く、高騰してしまうことも珍しくないだろう。脅かすわけではないのだが、ネオクラシックカーを所有し、維持していくにはそれなりの覚悟が必要というのが現状なのだ。