クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • SPORT
  • 女の子でも楽しめて、地球にも優しい「エコ競技」! 氷上の熱き電動カートバトルを制したのは?【SDG’s ERK on ICE 2021】
SPORT
share:

女の子でも楽しめて、地球にも優しい「エコ競技」! 氷上の熱き電動カートバトルを制したのは?【SDG’s ERK on ICE 2021】

投稿日:

TEXT: 片岡英明  PHOTO: 荒川正幸/樋口涼

メディアVS一般人という組み合わせで行われたマスタークラス

 メインイベントのマスタークラスは、モータースポーツの出場経験があるドライバーを中心にしたチームによって争われるレースだ。

 前回はモータージャーナリストとメディアの編集者がコンビを組み、参戦した。が、今回はメディア関係者による4チームに加え、一般の参加者も募っている。一般参加チームは、アルボルアルデア(木村 順/土志田洸彰)、ブースカ隊長(大橋めぐみ/安井和弥)、KRFレーシング(川瀬明洋/行田広光)、TEAM PLUGO(山崎晴太郎/大川直樹)の4チームが選ばれ、出場した。SDG`s ERK on ICE ジャーナリスト・メディアチームはわれらがAuto Messe Web(片岡英明/米澤 徹)のほか、前回の優勝チームであるDriver(斎藤 聡/青山朋弘)、Car Watch(橋本洋平/塩谷公邦)、グーネット(石井昌道/岡本幸一郎)の4チームだ。マスタークラスのレースは、ほかの2クラスとはレースの形式が違う。1チーム2台のERKに乗り、2チーム4台で速さを競うのである。トーナメント式になり、レースもスケート競技ではお馴染みのツインパシュート、追い越し戦形式とした。SDG`s ERK on ICE

パシュート方式がレースを面白くする!

 オーバルコースの両サイドに設けたスタートラインとゴールラインにライバル同士が分かれて並び、合図とともに猛ダッシュする。3周走って早く2台がゴールしたチームが、このレースの勝者だ。SDG`s ERK on ICE だが、2周目にチーム内でトップの走者と2番目の走者が入れ替わらなければならないというルールを加えた。この条件が加わったことがレースを難しく、そして面白いものにしている。トップ交代を上手に行うことが勝利への近道だ。1台だけ速くても勝者にはなれない。

 奇しくも1回戦は一般参加チームとジャーナリスト・メディアチームの対戦となった。だが、勝ちに名乗りをあげたのは、Driverチームを除き、一般参加チームだ。Auto Messe Webチームはクジ引きでKRFレーシングチームと対戦することになった。SDG`s ERK on ICE

優勝は息が合った走りを見せたKRFレーシングチーム

 14時45分。いよいよ、Auto Messe Webチームの出走の出番が回ってきた。結果から言うと、スタートは良かったが、暴れるマシンに手を焼き、トップ交代にも手間取ったため、惜しくも敗れ去っている。健闘していたDriverチームもKRFレーシングチームに敗れ、2回戦で姿を消した。ちなみに性能差があったようで、勝ったのは同じマシンだ。SDG`s ERK on ICE

 決勝レースまで駒を進めたのはKRFレーシングチームとアルボル アルデアチームだ。緊迫したレースになったが、レーシングカートの強豪、KRFレーシングチームのふたりが最初にゴールラインを駆け抜けた。初めてコンビを組んだそうだが、息が合った走りを見せ、ストレートもコーナーも速い。SDG`s ERK on ICE 2回目にして一気にレベルアップし、見応えのあるレースに成長したのである。ERK on ICEはビギナーからベテランまで、しかも女性が楽しめて、地球にも優しいモータースポーツだ。実際にステアリングを握って、このレースの楽しさ、面白さを多くの人が知ってほしいと思う。

12
すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS