LP400はプロトモデルに比べると妥協したデザインだった
「日本上陸1号車のカウンタック LP400が入ってきてから数年後に、ようやくLP500に関する情報が入り、宇宙船みたいなカタチをしていることがわかりました。カウンタック LP500とLP400のビジュアルと比較したときに、LP400はリヤフェンダーの上面にエアボックスを付けるなど、デザイン的には実用のために妥協したと思いました」
「あのエアボックスさえなければもっとスリムだったと思います。余計なものを付けたな、というのがファーストインプレッションでした。このデザインは、メインマーケットのアメリカではあまりいい評価を得られませんでした。その理由は少し地味だということです」「ですから、カナダの石油王であり、
2度と造れないからこそ価値がある
「そういえば、
鞍さんから伺っておきたいことがまだまだたくさんあるので、鞍さんがベスト・オブ・スーパーカーだと断言するミウラに関する話やシーサイドモーターの栄枯盛衰物語については、後日再取材して公開することにしよう。
(※今回の記事は鞍さんの記憶をもとに語ってもらったものです)
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