時代がついて来られなかった? 流麗なマツダの4ドアサルーン
【1991年発売/初代マツダ・センティア(HD型)】
ルーチェの後継車となるセンティアの初代モデルは、ジャガーのようなイメージを持つ流麗なスタイルが大きな魅力だった。初代センティアは大成しなかったが、15年ほど前にベンツCLSが登場して以来、4ドアクーペスタイルのサルーンが増えているのを見ると、初代センティアの現代版があったら……と思うと、それはそれで魅力的。もしかしたら、マツダが来年投入するFR+直6エンジンとなるラージの4ドア車はそんなクルマなのかもしれない。
熱狂的なファンを生み出したスバルが誇る走り自慢の軽自動車
【1992年発売/スバル・ヴィヴィオ】
レックスの後継車として登場したヴィヴィオは、スバルの自社製軽自動車らしく、スムースな4気筒エンジン、4輪独立サスペンションなど、軽自動車とは思えない技術を投入したモデルだった。それだけに乗り味は軽自動車ながらコンパクトカーに限りなく近く、スーパーチャージャーを搭載したスポーツモデルの速さは刺激的だった。
そのためヴィヴィオには数こそ多くないものの未だに熱狂的なファンがおり、こんな軽乗用車が復活してくれたら喜ぶクルマ好きは多いだろう。