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エンジンルームに吊るすだけ! 車両火災を回避する「お手軽消火剤」を実際に使ってみた

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TEXT: Auto Messe Web編集部 竹内耕太  PHOTO: Pixabay/GAKUYA/Auto Messe Web編集部 竹内

記者のカルマンギアへ実際に取り付けてみた

 1963年式フォルクスワーゲン・カルマンギアに乗っている記者(竹内)は、自分のクルマが燃えたことはないものの、知人にはエンジンルームからボヤを起こした人もいて、他人事ではない。転ばぬ先の杖ということで、迷わず愛車に導入することにした。

 BLAZECUTは長さが2m~4mで、価格は3~4万円程度で流通している。エンジンフードに設置するのでクルマによってサイズを選ぶことになる。カルマンギアの場合は一番短い2mをチョイスした。

 なお感熱式チューブの片方の端には圧力計が付いている。耐用年数は環境にもよるが、5~10年程度とのことだ。

 取り付けはタイラップでエンジンフードの裏に固定するだけ。今回は穴を開けることなくセットすることができたが、クルマによってはエンジンルームに簡単な加工が必要になるだろう。走行中に振動で外れたり、ファンベルトに干渉したり、熱を持ちやすい部分に直接触れたりしないように、しっかりと固定したい。もし誤動作してもエンジンルームには何のダメージも残らないが……。

 エンジンフードの裏がキタナイのは元々なので目をつぶっていただくとして、これで万一の車両火災への心配がかなり減って心の平安を得ることができた。無論、これで100%の消火を保証するわけではないので通常の消火器も車載すべきなのは言うまでもない。

 空冷VWやポルシェに限らず、新車でも商用車でもなんでも、エンジンルームに設置するだけなので利用の幅はかなり広いだろう。とくに貴重なヒストリック・スポーツカーやスーパーカーにも、ぜひ普及してほしいものだ。

 グッズレビューとしては本来なら、実際に作動したリポートもしたいところだが、幸か不幸か、BLAZECUTを装着してから1年少々が過ぎるも、いまだ出火したことはなし。もし万一作動したときはキチンとご報告するつもりなのでお楽しみに!?

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