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スポーツマフラーの出口が「青い」のはナゼ? クルマ好きが「チタンブルー」にこだわる理由とは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部/WAGONIST編集部

マフラー出口をドレスアップする新潮流

 チューニングの第一歩といえば、今も昔もマフラー交換。排気効率を高めてパワーアップさせるだけではなく、スポーティな音やルックスも大きな魅力だ。とくに近年はドレスアップ目的でマフラーを選ぶ人が増えており、メーカーは性能に加えデザイン面も妥協せず製品を開発している。そこで注目したいのがテール、すなわち出口が青く輝いているマフラーだ。

究極を求める姿勢の証「チタン・ブルー」 

 色で性能が変わるとは思えないし、あえて青くする理由は何だろうか。マフラーの出口が青いのは『ヒートグラデーション』といい、チタン素材に熱が入ることによって変色する独特の現象が原因。そして知っている人も多いと思うが、チタンはステンレスに比べて大幅に軽量なうえ、独特の乾いたサウンドも人気だし高価がゆえにユーザーの所有欲まで満たしてくれる。ヒートグラデーションのチタンマフラー 限界ギリギリまで軽量化するフルチューンの車両や、規則で変更が認められているレーシングカーでは、チタンマフラーを使うのが当たり前といっていい。

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