靴下を履くならゆったりめに履き替えて
寒い時期は靴下も問題だ。寒いからと靴下を履いたまま寝袋に潜り込む人は多いが、靴下が含む湿気とゴムの締め付けによって、かえって足先が冷えやすくなる。裸足または寝袋に入る前に、ゴムで締め付けないソックスに履き替えておきたい。 子どもや小柄な人の場合、寝袋の足元が余っている場合も。足先が届いていない部分は中綿が温まらず、これも足先が冷える原因になる。足先にブランケットを詰める、足先を内側に折り込むなどして適切な長さに調節することで、冷えを軽減できるので試してほしい。
電気毛布であたためてから潜り込む
最近はポータブル電源を使って電気毛布を併用する人もいる。この場合は寝袋の上にかけるのではなく、寝袋の内側に入れて内側から中綿を温めるようにするほうがいい。 ただし、ポータブル電源は寒さに弱く、一番冷える朝方に電源が切れてしまうこともあり「電気毛布があるから大丈夫」とは言い切れない。冬用寝袋とマットを用意し、潜り込む前に電気毛布で足先を温めておくという使い方が安全だ。