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意外にもキャンプに向いている! 見た目とは裏腹に収納力たっぷりの「着痩せ」コンパクトカー6選

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

ミニバンの3列目をラゲッジにした「ホンダ・フリード+」と「トヨタ・シエンタFUNBASE」

 5ナンバーサイズの扱いやすいクルマのなかでも、後席を使った状態であろうとラゲッジスペースに十二分な容量があり、後席を格納すれば車中泊も容易な、まさにミラクルなパッケージ、室内&ラゲッジスペース空間を持つ1台がホンダ・フリード+とトヨタ・シエンタFUNBASEだ。両者ともに3列シートのコンパクトミニバン、フリードとシエンタの3列目席を取り払った、言ってみれば大容量コンパクトワゴン。フリード+

 フリード+のラゲッジルームは開口部地上高335~720mm(後者はラゲッジボード上段セット時)、奥行き1035mm、幅1270mm(ラゲッジボード上段)、天井高975~1360mmと、後席を使った状態でもアウトドア、キャンプの荷物を余裕で飲み込むラゲッジスペースの容量がある。ラゲッジボードによってラゲッジスペースを上下に分け、さらに後席を格納すればフロアの奥行は1360mmにも達し、お座敷のように寛ぐことさえできるのだからすごい。フリード・プラスのスペース  

 シエンタFUNBASEはといえば、ラゲッジルームの開口部地上高530~610mm(後者はハイデッキ状態)、奥行き935mm、幅1060mm、天井高930~1100mmという広々としたラゲッジスペースを備えている。シエンタFUNBASE

 後席背もたれをサッと倒すだけで、ラゲッジスペースの奥行は1620mmにも達するのだから、広大だ。今ではカタログにない「グランパー」という、アウトドアテイストあるグレードを中古車で探すのもいいだろう。シエンタFUNBASEのラゲッジスペース

中古車の「フリード・スパイク」と「フィット・シャトル」もオススメ

 では、予算少々で手に入る中古車まで視野に入れればどうだろう。ここではホンダ車に注目だ。まずは現在のフリード+の先祖!? とも言える2016年9月まで販売されていたフリード・スパイクだ。フリード・スパイク

  10年近く前の中古車になってしまうが、ハイブリッドでも余裕で100万円以下のクルマが探せるのだ。ラゲッジスペースはガレージをイメージしていて、左右の収納など、気が利いている。ラゲッジスペースの容量、寸法は現在のフリード+に準じているから、荷物の積載力も心配なしである。フリード・スパイクのラゲッジスペース 

 もう1台は同じくホンダのフィット・シャトル。今ではホンダシャトルとして販売されている、5ナンバーサイズのコンパクトワゴンである。フィット・シャトル

 ラゲッジスペースは開口部地上高540mm、奥行き985mm、幅970~1285mm、天井高960mmと、5ナンバーサイズのワゴンとしては最大級の広さを誇る。後席を完全にフラットに倒せば、奥行きは1810mmに達し、身長180cmの人でも真っすぐに寝ることができるほど広大だ。フィット・シャトルのラゲッジスペース 

 ハイブリッドモデルでも床下に深さ225mm、奥行き最大240mm、幅545mmの収納があるから使いやすい。こちらは当時大人気だったハイブリッドでも50万円前後から手に入るから嬉しい。クロスオーバーSUVのような、アウトドアに似合いすぎる雰囲気こそ持ってはいないものの、荷物の積載性に特化して選ぶなら大正解の1台だろう。

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