エコや騒音の問題でふたたび脚光を浴びることはない?
あとはイメージの問題。最近のクルマはハイブリッド車を中心に、テールパイプが下向きのものも多い。後ろから見たとき、パッと見でマフラー出口が見えないようなクルマもあるほど。
こうした時代に、大口径のテールパイプをつけると、どうにも肩身が狭くなる。ハイパワーのチューニングカーでも、ECV(可変バルブ)付きの音量が調整できる静かなマフラーが人気なので、爆音をイメージさせる大口径のテールパイプは敬遠されがち……。バンパーを加工したくないという人も、大口径のテールパイプは避ける傾向があるだろう。
ただ、デザイン的な問題は流行り・廃りもある。この先ガソリン車が稀少になってくれば、そのことをアピールするように、ふたたび大口径のテールパイプのマフラーに注目が集まる日が来るかもしれない!?