車中泊に役立つちょっとした必需品
キャンプ場やRVパーク、湯YOUパークといった宿泊可能な施設を使えば、安心して気ままにテント設営なしの車中泊旅ができる。とはいえ、いくらシートがフルフラットのミニバンであっても、何も対策をしていないままでは冬に向かうこの季節は寒くて寝心地も悪く、車中泊の旅がツライものになってしまうことも。ちょっとした物でもあると無いとでは大違いの、車中泊お役立ちグッズを挙げてみた。
快適な車中泊に不可欠となる「マット」「寝袋」「シェード」
季節を問わず、車中泊を快適にすごすための必需品は厚手のマット、気温にあった寝袋、そしてすべての窓を覆うシェードだ。
寝袋は封筒型やセンタージップが車中泊向きとされているが、これは寝袋に不慣れな人でも狭い車内で寝袋に潜り込みやすいため。快適睡眠温度が適正であれば、マミー型でも問題なく眠れる。
LEDライトとミニテーブルでくつろぎ空間に
オートキャンプ場ではクルマの隣にテントとチェアを置いてくつろげるが、車中泊可能な駐車場であってもファニチャー類を置けない施設は多い。
シートに引っ掛けられるものも出ているので、こういったものであれば横になってリラックスしたときに、うっかりテーブルごとけとばす心配なし。
ポータブル電源と湯沸かしや保温ポット&ジャー
最近は小型で優秀なポータブル電源が登場している。車外にファニチャーを広げられない場所では、基本的にBBQグリルやバーナー類の使用もできないが、ポータブル電源で動かせる湯沸かしポットがあればいつでも車内でスープや温かい飲み物を口にできる。
シューズ用のボックスとあたたかいソックス
忘れがちなのが脱いだ靴を保管できるボックスやトレイ、防水バッグだ。助手席のフロアに置いてもいいが、案外その場所は車中泊でいちばん遠いところであったりするもの。例えばリヤ側からスライドドアで外に出るたびに靴を床から拾い上げるのは大変だし、雨や泥で汚れた靴を引き上げるときに、シートや寝袋を汚しかねない。
早朝出発OKの車中泊施設であれば、加えて電熱インソールで朝一番の靴の冷えを和らげておけば、一日の始まりもスムースだ。