オフロード系
SUVといえば、アウトドアに似合うオフロード系スタイルも人気だ。とくにスズキの「ジムニー」、三菱の「デリカD:5」、スバルの「フォレスター」などは、かつてのクロスカントリー車のようなスタイルを好むユーザーも多い。 オフロード系スタイルでも、スポーク系のホイールはよくマッチする。とくに、5本や7本などの太いスポークを採用するタイプは、オールテレーンなどのハイトが高いオフロード系タイヤと組み合わせるといい。ダカールなど海外の有名ラリーで活躍する、競技用マシン的な雰囲気も出せる。
また、太めのスポークがY字型などになったクロススポーク風のデザイン、スポークがリムまで伸びたリムオーバー系なども、ワイルドなデザインにより、愛車にアウトドア感を出すことが可能だ。 なお、SUVをオフロード系スタイルにしたい場合は、ホイールに加え、車高を上げる「リフトアップ」を組み合わせるとより効果があがる。ただし、あまり車高を上げすぎると、直進安定性が悪くなるし、車検にも通らなくなる。街乗りも考慮すると、おすすめなのは40mmまでの「ちょい上げ」スタイルだ。この程度の車高アップであれば構造変更が不要で、ロングスプリングや車高調などで対応可能なため、比較的手ごろにカスタムできる。
いかがだったろうか? アフター系のホイールは、前述の通り、まさに多種多様なので、愛車へどんなタイプを選ぶかは悩みどころ。実際に選ぶ際の参考にして頂ければ幸いだ。